Backus-Naur (バッカスナウア) 形式とは?
Qlik Sense コマンド ライン構文およびスクリプト構文は、Backus-Naur 形式またはBNF コードと呼ばれる表記で記述されます。
以下の表に、BNF コードで使用されるシンボルとその解釈についての説明を記載しています。
シンボル | 説明 |
---|---|
| | 論理 OR。両側のいずれかのシンボルを使用できます。 |
( ) | 丸括弧は優先を意味します。BNF 構文を構成するために使用されます。 |
[ ] | 角括弧。囲まれた項目はオプションです。 |
{ } | 波括弧。囲まれた項目を 0 回以上繰り返します。 |
シンボル | 非終端構文カテゴリ。他のシンボルにさらに分割できます。つまり、上記のシンボルと他の非終端シンボル、テキスト文字列などの組み合わせです。 |
::= | シンボルを定義するブロックの開始マークです。 |
LOAD | 1 つのテキスト文字列から成る終端シンボル。このとおりにスクリプトに書き込む必要があります。 |
終端シンボルはすべて、bold face フォントで表記されます。例えば、" (" は優先順位を定義する丸括弧として解釈され、"(" はスクリプトで出力される文字として解釈されます。
alias ステートメントは次のように記述されます。
alias fieldname as aliasname { , fieldname as aliasname}
これは、テキスト文字列 "alias"、任意の項目名、テキスト文字列 "as"、任意の alias 名の順番で続くと解釈されます。任意の数の "fieldname as alias" をコンマで区切って指定できます。
次のステートメントは有効です。
alias a as first;
alias a as first, b as second;
alias a as first, b as second, c as third;
次のステートメントは無効です。
alias a as first b as second;
alias a as first { , b as second };