手動でのデータの追加
[データの追加] の [手動入力] を使用すると、データを Qlik Sense のエディタに入力し、データ マネージャーのテーブルとして追加することができます。
データの手動入力は、別のソースからの限られたデータのセットを使用する場合に有益です。例えば、Excel のスプレッドシートまたは Web ページのテーブルから選択した行をテーブルとしてデータ マネージャーにロードするだけの場合、選択したデータを [手動入力] にコピーして貼り付け、データ マネージャーのテーブルとして追加することができます。データの量が少なく、別のデータ ソースからインポートするよりも手動で追加するほうが速い場合にも有益です。
データを手動で追加するには、[データの追加] を開いて [手動入力] を選択し、テーブルにデータを入力し、テーブルをデータ マネージャーに追加します。テーブル エディタは 1 つの行と 2 つの列から始まりますが、テーブルにデータが追加されるにつれて、空の行と列が自動的にテーブルに追加されます。
[手動入力] ではデータは入力時に自動的に保存されません。画面が更新された場合、セッションがタイム アウトした場合、またはデータがデータ マネージャーに追加される前に接続が切れた場合、入力されたデータが失われることがあります。
データは入力するほか、他のソースからコピーして貼り付けることができます。[手動入力] では、Excel テーブルからコピーしたデータの列と行が保持されます。
[手動入力] で効果的かつ簡単に作業を行うために使用できるキーボードのショートカットが数多く用意されています。ショートカットの動作は、セル、行、列を選択しているか、またはテーブルでセルを編集しているかによって異なります。次の表に、選択のショートカットを示します。
ショートカット | 説明 |
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矢印キー | セルの各選択を切り替えます。 |
タブ | セルの選択を右に移動します。右にセルがない場合、次の行の最初のセルに移動します。 |
Shift+Tab | セルの選択を左に移動します。左にセルがない場合、前の行の最初のセルに移動します。 |
Enter | 編集モードに切り替えます。 |
削除 | 現在の選択条件を削除します。 |
次の表に、編集のショートカットを示します。
ショートカット | 説明 |
---|---|
矢印キー | セル内でカーソルを移動します。 |
タブ | 編集を確定して、右の次のセルに移動します。 |
Shift+Tab | 編集を確定して、左の前のセルに移動します。 |
Enter | 編集を確定して、下の次のセルに移動します。 |
Shift+Enter | 編集を確定して、上の前のセルに移動します。 |
Esc | 編集をキャンセルして、選択モードに切り替えます。 |
[手動入力] で作成したテーブルは後から編集して、コンテンツの追加または削除ができます。詳細については、「データ ソースからのテーブルの更新」を参照してください。
手動でのデータの追加
次の手順を実行します。
- アプリを開きます。
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データ マネージャーを開き、 [データの追加] > [ファイルおよびその他のソース] をクリックします。
メニューの [ファイルおよびその他のソース] をクリックすることもできます。
- [アプリ内] で [手動入力] をクリックします。
- テーブルの名前を入力します。
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テーブル エディタでデータを入力します。
セルをダブルクリックして、セルへのデータ入力を開始します。
セルの編集中にテーブル内の別のセルをクリックすると、編集が確定され、他のセルが選択されます。
- データが完成したら、[データの追加] をクリックします。
データ マネージャーにテーブルが追加されます。
データに都市または国の地理情報が含まれている場合、次の QVD ファイルが現在のスペースに自動的に追加される可能性があります。
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countryAliases.qvd
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countryGeo.qvd
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cityAliases.qvd
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cityGeo.qvd
これらのファイルは、追加されたデータに含まれる場所の、追加の地理データを提供するために使用されます。Qlik Sense はこれらのファイルを管理し、必要に応じて更新します。削除された場合は、次回のリロード後に自動的に追加されます。