Direct Query スクリプト変数
スクリプト変数を使って、Direct Query アプリの内部構造を記述および操作できます。
ドロップダウンを使用して、その変数の簡単な説明と構文を確認できます。
この変数により、アプリケーションがリモートデータベースからチャートごとにフェッチされる最大行数を指定できます。集計演算には影響しません。
この変数の既定値は 1000 です。これは、例えばテーブルのような一部チャートでは、チャートを生成するクエリの結果が 50,000 行あったとしても、1000 行を超える結果は表示されないということです。DirectQueryRowFetchMaxCount を調整すると、データベースからフェッチする行数を増やして、すべてのデータを表示できます。変数に、サポートされている範囲外の値が含まれている場合、既定値の 1000 が使用されます。
サポートされている変数値
値 | 説明 |
---|---|
0 |
この設定にすると、何行フェッチするかを決定する追加のクエリを実行することにより、すべての行が動的にフェッチされます。 情報メモこれは、各ロードまたは選択に対してクエリを 1 回ではなく 2 回実行するため、データベースのパフォーマンスとコストにかかる費用が増える可能性があります。
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1-100,000 | リモート データベースからチャートごとにフェッチする最大行数を設定します。 |
> 100,000 | 変数を 0 に設定するのと同様です。 |
警告メモDirectQueryRowFetchMaxCount の値を高く設定すると、クエリの結果で表示される行数が増えるため、アプリのパフォーマンスが低下する可能性があります。大量のデータをフェッチすると、リモート データベースのコストが上昇する恐れがあります。
DirectQueryRowFetchMaxCount=n;