Talend Studioに同梱されているSAP関数モジュール
Talend Studioには、SAPの制限を解消し、SAPの拡張機能をサポートするために、以下のSAP関数モジュールが同梱されています。
これらのカスタムSAP関数モジュールを使用するには、Talend-Studio-XXX\plugins\org.talend.libraries.sap_XXX\resources内の対応するSAPトランスポートをSAPシステムにインストールする必要があります。SAPトランスポートの詳しいインストール方法は、そのフォルダーにあるreadme.txtファイルを参照してください。
SAP関数モジュール |
説明 |
使用元 |
必要なSAPトランスポート |
---|---|---|---|
/CMT/TLND_ODP |
RFC経由でODPデータを抽出します。 |
tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput、tSAPTableInput |
TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_ODP_BATCH |
バックグラウンドジョブでODPデータをファイルシステムに抽出します。 |
tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput、tSAPTableInput |
TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_ODP_FILE | バックグラウンドジョブでODPデータをファイルシステムに抽出します。 | tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput | TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_TABLE |
バックグラウンドジョブで RFC経由でテーブルデータを抽出します。 ODPデータをファイルシステムに抽出します |
tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput |
TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_TABLE_BATCH | バックグラウンドジョブでテーブルデータをファイルシステムに抽出します。 | tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput | TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_TABLE_FILE | バックグラウンドジョブでテーブルデータをファイルシステムに抽出します。 | tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPTableInput、tSAPODPInput | TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_TABLE_JOIN | RFC経由でテーブル結合データを抽出します。 | tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput | TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_TABLE_JOIN_BATCH |
バックグラウンドジョブでテーブル結合データをファイルシステムに抽出します。 |
tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput |
TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_TABLE_JOIN_STREAM |
バックグラウンドジョブでテーブル結合データストリームを開始します。 |
tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput |
TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_STREAM |
RFCサーバー経由でデータストリームを受信するインターフェイスが追加されます。 |
tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput、SAP RFCサーバー |
TEDK910156.zip |
/CMT/TLND_STREAM_PARALLEL | 目的のデータをTalend Streaming Clientにストリーミングします。 | tSAPTableInput、tELTSAPMap、tELTSAPInput、tSAPODPInput | TEDK910156.zip |
Z_TLD_BI_READ_INFOPROV |
SAP BW Netweaver 7.3で、データストアオブジェクトまたはInfoCube から抽出します。 |
tSAPDSOInput、tSAPInfoCubeInput |
TBDK900130.zip |
Z_TLD_BI_READ_INFOPROV_BATCH |
SAP BW Netweaver 7.3で、データストアオブジェクトまたはInfoCubeからバックグラウンドジョブのファイルシステムに抽出します。 |
tSAPDSOInput、tSAPInfoCubeInput |
TBDK900130.zip |
Z_TLD_BI_UPSERT_ODSO |
SAP BW Netweaver 7.3で、データストアオブジェクトに書き込みます。 |
tSAPDSOOutput |
TBDK900130.zip |
Z_TLD_BI_READ_INFOPROV |
SAP BW Netweaver 7.4以降のバージョンで、データストアオブジェクトまたはInfoCube から抽出します。 |
tSAPDSOInput、tSAPInfoCubeInput |
TIDK900030.zip |
Z_TLD_BI_READ_INFOPROV_BATCH |
SAP BW Netweaver 7.4以降のバージョンで、データストアオブジェクトまたはInfoCubeからバックグラウンドジョブのファイルシステムに抽出します。 |
tSAPDSOInput、tSAPInfoCubeInput |
TIDK900030.zip |
Z_TLD_BI_UPSERT_ODSO |
SAP BW Netweaver 7.4以降のバージョンで、データストアオブジェクトに書き込みます。 |
tSAPDSOOutput |
TIDK900030.zip |
- TBDK900130は、TalendのR2021-09以降のStudioマンスリーアップデートをインストールした時のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
- TEDK910156.zipというトランスポートパッケージは、SAP ERPシステムとS/4システムの両方用です。
- TBDK900130とTID900030は、異なるSAP BWバージョン用です。インストールが必要なトランスポートパッケージはお使いのSAP BWバージョンによって決まります。