PreparedStatementオブジェクトを使ってデータをクエリー
このシナリオでは、テーブルカラムをクライアントファイルにリンクできる4コンポーネントのジョブについて説明します。MySQLテーブルには、アメリカの州すべてとその州IDのリストが含まれており、ファイルには、在住している州のIDを含む顧客情報が保存されています。このジョブの目的は、SQLクエリーを使用して各顧客の州名を取得することです。大量のデータを迅速に処理するために、PreparedStatementオブジェクトを使用します。この場合、各行に対して順番にクエリーが実行されるのではなく、実行は1回だけです。続いて、各行がパラメーターとして送信されます。PreparedStatementオブジェクトは、SQL注入を避ける目的にも使用できます。
Talendでサポートされているテクノロジーの詳細は、Talendコンポーネントをご覧ください。
このシナリオでは、接続が保存済みとなっているファイルとデータベース、およびリポジトリーメタデータ内のプロパティを使用します。区切り付きファイル内でメタデータを作成する方法、データベース接続メタデータの作成方法、およびメタデータの使い方については、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。