Microsoft Azure Cosmos DB NoSQLデータベース - インポート
ブリッジの要件
このブリッジ:ドライバーを<TDC_HOME>/data/download/MIMB/にダウンロードするためには、https://repo.maven.apache.org/maven2/ やその他のツールサイトへのインターネットアクセスが必要です。
ブリッジの仕様
ベンダー | Microsoft |
ツール名 | Azure Cosmos DB NoSQLデータベース |
ツールバージョン | 4.16以降 |
ツールのWebサイト | https://azure.microsoft.com/en-us/services/cosmos-db/ |
サポートされている方法論 | [NoSQL Database] マルチモデル、データストア(NoSQL / 階層、物理データモデル) via SQL/Core REST API |
データプロファイリング | |
増分収集 | |
マルチモデル収集 | |
モデル選択のためのリモートリポジトリーの参照 |
仕様
ツール: SQL/Core REST API経由のMicrosoft / Azure Cosmos DB NoSQLデータベースバージョン4.16以降
https://azure.microsoft.com/en-us/services/cosmos-db/をご覧ください。
メタデータ: [NoSQL Database] マルチモデル、データストア (NoSQL / 階層、物理データモデル)
コンポーネント: MicrosoftAzureCosmosDBバージョン11.2.0
免責事項
このインポートブリッジでは、インターネットに接続して次のサードパーティライブラリーをダウンロードする必要があります:
- オープンソースのサードパーティライブラリーをダウンロードする場合はhttps://repo.maven.apache.org/maven2/など
- その他のサードパーティソフトウェア(データベース特定のJDBCドライバーなど)は該当するサイトへ
ダウンロードされたサードパーティライブラリーは、$HOME/data/download/MIMB/に格納されています。
HTTPSが失敗した場合、インポートブリッジはHTTPを試します。
- インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、JREでそのプロキシを設定する必要があります(Miscellaneousパラメーターで -j オプションをご覧ください。)。
- インポートブリッジではインターネットにフルにアクセスできない場合は、インターネットアクセスがある別のサーバーから$HOME/data/download/MIMB/ディレクトリーをコピーします。$HOME/bin/MIMB.sh (または.bat) -dというコマンドを使えば、すべてのブリッジで使用される全サードパーティライブラリーを一度にダウンロードできます。
このインポートブリッジを実行すると、ライセンス規約の責任、およびダウンロードしたサードパーティソフトウェアライブラリーによって生じる潜在的なセキュリティの脆弱性を受け入れることになります。
概要
Azure Cosmos DBは、先端的アプリの開発を目的とした完全管理型のNoSQLデータベースサービスです。
SLA、自動的かつインスタントなスケーラビリティ、MongoDBおよびCassandraのオープンソースAPIに支えられて、
保証されるミリ秒(1桁)単位のレスポンスタイムと99.999パーセントの可用性を取得します。
世界中どこでも、ターンキーデータの複製とマルチリージョンによる書き込みを使って迅速に書き込みと読み取りができます。
Azure Synapse Link for Azure Cosmos DBを使って、no-ETL分析が含まれるリアルタイムデータを把握します。
ブリッジパラメーター
パラメーター名 | 説明 | タイプ | 値 | デフォルト | スコープ |
URI | 設定セクションの下にあるキーページをチェックします。 | STRING | 必須 | ||
優先リージョン | 次のディレクトリーをご覧ください。: https://azure.microsoft.com/ja-jp/global-infrastructure/geographies/#geographies | STRING | |||
[Database] (データベース) | [Database] (データベース) | REPOSITORY_SUBSET | |||
コンテナー | データベースは、スキーマにとらわれないコンテナーの集合で構成されます。Azure Cosmosコンテナーは、プロビジョニングされたスループットとストレージの両方のスケーラビリティの単位です。 SQLのLIKE演算子で使われる構文規則を使ったスキーマ名パターン: - 包含構文: %を使用。例: A%; %B; %C%; D - Aで開始、または - Bで終了、または - Cを含む、または - Dに等しい - 除外構文: NOTを使用。例: A%; %B; NOT %SYS; NOT 'SYS%' - WHERE (A%のような名前または%Bのような名前) - and (%SYSとは異なる名前) - and (SYS%とは異なる名前) - 特殊文字: 一重引用符を使用。例: OneWord%; 'Two Words%' - コレクション名にパーセント記号がある場合はエスケープしてください: name%name = name%%name 特殊文字を含むスキーマ名: - エンティティ名に一重引用符がある場合は、別の一重引用符でエスケープしてください: col'lection -> col''lection - エンティティ名またはスペースに[ * , ; ]という特殊文字がある場合は、名前を必ず一重引用符で囲んでください: col;lection -> 'col;lection' collection ->' collection ' 一重引用符で囲まれた文字はすべてそのとおりに認識されます。 - 開始の数式は、現在の組み込みレベルからすべてをインポートすることを意味します: db.*は、dbの全コレクションがインポートされることを意味します。 *.collは、collという名前の全コレクションが全データベースからインポートされることを意味します。 |
REPOSITORY_SUBSET | |||
シークレット | 設定セクションの下にあるキーページにアクセスして、認証情報をチェックします。 | パスワード | 必須 | ||
Miscellaneous | はじめに ダッシュで始まるMiscellaneousオプションを指定し、必要であればその後にパラメーターを追加できます。例: - connection.cast MyDatabase1="MICROSOFT SQL SERVER" 該当する場合は複数回使用できるオプションもあります。例: - connection.rename NewConnection1=OldConnection1 -connection.rename NewConnection2=OldConnection2; オプションのリストは長い文字列になるため、${MODEL_BRIDGE_HOME}\data\MIMB\parametersにあり拡張子が.txtであるファイルからロードすることもできます。その場合、オプションはすべて、このパラメーターの唯一の値としてそのファイル内で定義されることが必要です。例: ETL/Miscellaneous.txt JAVA環境のオプション -java.memory <Javaメモリの最大サイズ> (以前の-m) 64ビットJREではデフォルトで1G、またはconf/conf.properties内の設定に従います。例: -java.memory 8G -java.memory 8000M -java.parameters <Javaランタイム環境コマンドラインオプション> (以前の-j) -java.parameters -Dname=value -Xms1G のように、-java.parametersの後ろのテキストはすべてそのままJREに渡されるため、このオプションはMiscellaneousパラメーター内の最後に来る必要があります。インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、必要なサードパーティのソフトウェアライブラリーをダウンロードできるよう、次のオプションを設定する必要があります(このオプションはhttps://repo.maven.apache.org/maven2/にアクセスするため、そして例外的にいくつかの他のツールサイトにアクセスするために不可欠です)。 注: プロキシは、(会社の)外部トラフィックをHTTPSで暗号化しながら、HTTPでプロキシにアクセスできる内部トラフィックを信頼しているものがほとんどです。この場合、HTTPSリクエストはHTTPでプロキシに到達し、プロキシはそれをHTTPSで暗号化します。 -java.parameters -java.parameters -Dhttp.proxyHost=127.0.0.1 -Dhttp.proxyPort=3128 -Dhttp.proxyUser=user -Dhttp.proxyPassword=pass モデルインポートのオプション -model.name <モデル名> モデル名をオーバーライドをオーバーライドします。例: -model.name "My Model Name" -prescript <スクリプト名> このオプションによって、ブリッジの実行前にスクリプトを実行できるようになります。 スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。 スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。 スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。 例: -prescript "script.bat arg1 arg2" -postscript <スクリプト名> このオプションによって、ブリッジが正しく実行された後にスクリプトを実行できるようになります。 スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。 スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。 スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。 例: -postscript "script.bat arg1 arg2" -cache.clear インポート前にキャッシュをクリアするため、増分収集せずにフルインポートを実行します。 モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが使われていない場合(増分収集)、新しいバージョンは作成されません。 モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが設定されている場合(増分ではなくフルソースインポート)、新しいバージョンが作成されます。 -backup <directory> さらなるトラブルシューティングのため、入力メタデータを保存できるようにします。指定された<directory>は空であることが必要です。 -restore <ディレクトリー> 復元するバックアップ<ディレクトリー>を指定します。 データ接続オプション 使用するソースとターゲットのデータストアを参照するよう、通常はETL/DIツールとBIツールのインポートブリッジによってデータ接続が生成されます。これらのデータ接続はメタデータ管理ツールによって実際のデータストア(データベースやファイルシステムなど)への接続(メタデータスティッチング)に使われ、完全なエンドツーエンドのデータフローの来歴とインパクト分析が行われます。各データ接続の名前はインポートモデルごとに一意です。DI/BIデザインツールで使われているデータ接続名を可能な限り使用します。そうでない場合は、データベース/スキーマ名、ファイルシステムのパス、Uniform Resource Identifier (URI)など、短くても意味のある接続名が生成されます。次のオプションを使えば、接続を操作できます。これらのオプションによって、レガシーオプションである-c、-cd、-csが置き換えられます。 -connection.cast ConnectionName=ConnectionType SQL解析のためにジェネリックデータベース接続(ODBCやJDBCなど)を正確なデータベースタイプ(ORACLEなど)にキャストします。例: -connection.cast "My Database"="MICROSOFT SQL SERVER" サポートされているデータストア接続タイプのリストは次のとおりです。 ACCESS APACHE CASSANDRA DB2/UDB DENODO GOOGLE BIGQUERY HIVE MYSQL NETEZZA ORACLE POSTGRESQL PRESTO REDSHIFT SALESFORCE SAP HANA SNOWFLAKE MICROSOFT SQL AZURE MICROSOFT SQL SERVER SYBASE SQL SERVER SYBASE AS ENTERPRISE TERADATA VECTORWISE HP VERTICA -connection.rename OldConnection=NewConnection 既存の接続を新しい名前に変更します。例: -connection.rename OldConnectionName=NewConnectionName 既存の複数のデータベース接続の名前を変更し、新しい1つのデータベース接続に統合できます。例: -connection.rename MySchema1=MyDatabase -connection.rename MySchema2=MyDatabase -connection.split oldConnection.Schema1=newConnection データベース接続を1つまたは複数のデータベース接続に分割します。 1つのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例: -connection.split MyDatabase すべてのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例: -connection.split * データベースにスキーマ名を追加することで、データベース接続を明示的に分割し、新しいデータベース接続を作成できます。例: -connection.split MyDatabase.schema1=MySchema1 -connection.map SourcePath=DestinationPath ソースパスをデスティネーションパスにマッピングします。これは、異なるパスが同じオブジェクト(ディレクトリーまたはファイル)をポイントしている場合にファイルシステム接続にとって便利です。 Hadoopでは、あるプロセスがHDFSの完全パスで指定されたCSVファイルに書き込む一方、別のプロセスが、デフォルトのファイル名と拡張子を持つ相対パスで指定されている同じファイルによって実装されたHiveテーブル(外部)から読み取ります。例: -connection.map /user1/folder=hdfs://host:8020/users/user1/folder/file.csv Linuxでは、/users/johnや/users/paulといった複数のシンボリックリンクによって、/dataのような特定のディレクトリー(またはファイル)が参照されます。例: -connection.map /data=/users/John -connection.map /data=/users/paul Windowsでは、M:やN:といった複数のネットワークドライブによって、C:\dataのような特定のディレクトリーが参照されます。例: -connection.map C:\data=M:\ -connection.map C:\data=N:\ -connection.casesensitive ConnectionName... 検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別しないデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例: -connection.casesensitive "My Database" -connection.caseinsensitive ConnectionName... 検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別するデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例: -connection.caseinsensitive "My Database" -connection.level AggregationLevel 外部接続の集計レベルを指定します。例: -connection.level catalog サポートされている値のリスト: server catalog schema (デフォルト) -samples.number <value> 各コレクションからランダムに取得されるサンプルドキュメントの数。デフォルト値は10です。 |
STRING |
ブリッジのマッピング
Meta Integration Repository (MIR) メタモデル (OMG CWM標準に基づく) |
"Microsoft Azure Cosmos DB NoSQL Database" メタモデル ファイルシステム (JSON Database) |
マッピングのコメント |
DirectoryStructureModel | サーバー | |
名前 | 名前 | |
SystemType | タイプ | |
[Folder] (フォルダー) | スコープ、バケット、データベース、フォルダー | |
名前 | 名前 | |
StoreContent | コンテナー、ドキュメント、コレクション、ファイル、ビュー | |
名前 | 名前 | |
NativeType | タイプ |
Meta Integration Repository (MIR) メタモデル (OMG CWM標準に基づく) |
"Microsoft Azure Cosmos DB NoSQL Database" メタモデル ファイルシステム (JSON ファイル) |
マッピングのコメント |
属性 | 配列、オブジェクト、プロパティ | |
説明 | 説明 | |
名前 | 名前 | |
StoreModel | Jsonファイル | |
名前 | 名前 | |
NativeType | [ファイル Type] (ファイルタイプ) |