erwin 9.x〜12.x Data Modeler (ファイル) - インポート
ブリッジの仕様
ベンダー | erwin, Inc. |
ツール名 | erwin Data Modeler |
ツールバージョン | 9.x〜14.x |
ツールのWebサイト | https://erwin.com/products/erwin-data-modeler/ |
サポートされている方法論 | [データモデリング] データストア(物理データモデル、論理データモデル、ストアドプロシージャー式解析、Native (.erwin)またはExport (.XML)ファイルでのCOM API経由のグラフィカルレイアウト |
データプロファイリング | |
増分収集 | |
マルチモデル収集 | |
モデル選択のためのリモートリポジトリーの参照 |
仕様
ツール: Native (.erwin)ファイルまたはExport (.XML)ファイルでのCOM API経由のerwin, Inc. / erwin Data Modelerバージョン9.x〜14.x
https://erwin.com/products/erwin-data-modeler/をご覧ください。
メタデータ: [データモデリング] データストア(物理データモデル、論理データモデル、ストアドプロシージャー式解析)、グラフィカルレイアウト
コンポーネント: CaErwin9Xmlバージョン11.2.0
概要
このインポートブリッジは、erwin Data Modelerからデータモデル(エンティティを持つ論理限定モデル、属性、ドメイン、テーブルを持つ物理限定モデル、カラム、データ型、両方を持つ論理/物理モデルなど)をインポートします。このインポートブリッジは、すべてのリレーションシップとその実装(PK/FKなど)とデータモデルのグラフィカルレイアウト(図)もインポートします。
このインポートブリッジでは、erwin Data Modelerを使用して保存された.erwin形式のファイルまたは.xml形式のファイルのいずれかをインポートできます。
- erwinネイティブ形式(.erwin):
このインポートブリッジでは、.ERWIN形式のファイルを解析するためにerwin Data Modeler COM/OLE APIをインストールする必要があります。
erwin Data Modelerは、このインポートブリッジを実行するマシンに有効なライセンスで適切にインストールする必要があります。
これをテストするためには、Data Modelerでerwinモデルを開き、[XML Repository Format]として保存します。
- erwin XMLファイル形式(.xml):
ファイルの.xmlバージョンを作成し(erwinで[名前を付けて保存...])、erwinが作成するXMLファイルのタイプとして[XML Repository]形式を選択できます。
次のステップに従ってこのタイプの.XMLファイルを作成します。
1. erwinで.erwinファイルを開きます。
2. [ファイル] > [名前を付けて保存...]を選択します。
3. [タイプを指定して保存]プルダウンで[XMLリポジトリー(*.xml)]を選択します。
4. エクスポートされたファイルのパスと名前を指定します。
5. [OK]をクリックします。
要件
警告: このブリッジはWindowsベースのツールクライアントやSDKのCOM APIを使用します。このCOM APIは、(a) 正しくインストールされていること、(b) このツールを実行できるWindowsユーザーに代わってライセンスされていること、(c) ツールサーバーコンテンツにアクセスできることが必要です。追加事項:
(1) ツールベンダーによって推奨されているように、COM APIの場合も含めてリソース競合の恐れがあるため、ツールクライアント(およびブリッジ)がインストールまたは実行されているマシンにツールサーバーをインストールしたり共存させてはなりません。
(2) Windows COM APIベースのツールは度重なる失敗やシステムリソースの不足が発生すると不安定になるため、Windowsを再起動してツールのCOM APIを再び正しく動作させる必要があります。
(3) このブリッジがアプリケーションとして実行されている場合は、上記のWindowsユーザーと同じユーザーでログインする必要があります。
ブリッジがWindowsのサービスとして動作している場合は、WindowsのサービスマネージャーでMIMB Application Serverサービスを右クリックし、ログオンタブに移動して、サービスを実行するアカウントを名前で定義します。
- erwinユーザー:
インポートブリッジは、erwinソフトウェアを実行できるWindowsユーザーに代わって実行する必要があります。
インポートブリッジがWindowsデスクトップアプリケーションの一部として実行されている場合は、そのユーザーでWindowsにログオンする必要があります。
インポートブリッジがWindowsサービスの一部として実行されている場合は、そのWindowsサービスに移動してサービスの[プロパティ]メニューをクリックし、[ログオン]タブに移動して[このアカウント]を選択し、erwinからMartへの接続性をテストする時にWindowsセッションとして使用するパスワードと同じユーザー名を指定した後、Windowsサービスを再起動します。
よくある質問
Q: インポートブリッジはどのようにして属性の順序をインポートするのですか?
A: インポートブリッジのインポートは、情報がXMLファイルに存在する場合は物理順が優先され、それ以外の場合は論理順が使われます。
erwinで物理カラムの順序を表示させるためには:
- モデルの物理ビューに切り替えます。
- [図]メニューで[図]を選択します。
- [テーブル物理]タブをクリックします。
[物理表示レベル]プルダウンから[物理順]を選択します。
これはSQL DDLを生成する際にerwinが使う順序であり、ファイル内で利用可能であればMIMBはこの順序をインポートします。
論理順をインポートする場合は、論理限定モデルをerwinで派生させてインポートしてください。
制限事項
現在判明している一般的な制限事項は、https://metaintegration.com/Products/MIMB/Help/#!Documents/mimbknownlimitations.htmlをご覧ください。
- erwin Data Modeler 2021 NoSQLモデリングはサポートされていません:
新しいerwin Data Modeler 2021では、リレーショナルデータベースのモデリングに加えて、JSONなどのファイルやMongoDBなどのデータベースのNoSQL/階層型モデリングについてもサポートが追加されています。
残念ながらこのNoSQLのモデリングはスキーマレベルではなくインスタンスレベルで行われており、他の多くのDM/MM/DI/BIツールモデルのNoSQLと互換性がないため、サポートされていません。
たとえばerwinは、可能性があるすべての統一ストラクチャーを作るため、さまざまなインスタンスで可能なフィールドをすべて因数分解する代わりにjsonファイルの配列の中にインスタンスの数だけカラムを作成します。
- Warning On Potential Missing Physical Names:
この問題は、erwinからETLまたはBI(ビジネスインテリジェンス)ツール、またはOMG CWM XMI標準に変換する場合に特に関係があります。論理モデルと物理モデルを保存する時は、テーブル、カラム、キーの物理名が必ずしもXMLファイルに保存されるとは限りません。erwinを使って論理名からの物理名の自動生成を管理する時は、生成ルールのみが保存されます。これは、既存のデータベースの再構築に使われることが多い物理限定のerwinモデルでは問題ありません。
この問題の主な回避策は、.XMLファイルの保存時に[AllFusionリポジトリーフォーマット]ラジオボタンを選択することです(上記を参照)。生成されたXMLファイルを通常どおりerwinインポートブリッジにインポートするだけで結構です。
別の解決策としては、物理名がすべて明示的に設定されていることを確認し、論理名からの生成ルールに依存しないようにすることがあります。
または、既存の論理モデルと物理モデルから(XMLとして保存される)新しい物理モデルを派生することもできます。[ツール]メニューから[新規モデルを派生...]を選択し、[新規モデルタイプ]を[物理]として選択します。
ウィザードの次のステップでは、全物理名を生成するための生成ルールがすべて呼び出されます。
その後、新しい物理モデルをXMLとして保存できるようになります。 この新しいXMLファイルではテーブルの論理名も利用可能ですが、残念ながら属性の論理名はまだ見つからないかもしれません。
このインポートブリッジはerwinの正しいXML生成機能を使って.ERWINファイルを自動的に解析するため、物理名の欠落の問題は発生しません。
- ディメンションモデリングのロールが設定されていないことの警告:
この問題は、erwinがBIツールやOMG CWM XMI標準へのディメンションモデリングで使われる時に特に関係があります。上で説明した物理名の問題については、ディメンションモデリングのロール(ファクト、ディメンション、アウトリガー)がerwinによって自動的に計算される場合はXMLファイルで使用できなくなることがあります。
解決策の1つとして、ディメンションモデリングのロールがすべて明示的に設定されていることを確認し([テーブルエディター]、[ディメンション]タブを使用)、使用に基づいたerwinによる動計算に依存しないようにすることがあります。
- ポップアップメッセージについての警告:
.erwinモデルをインポートする際に、erwinにこのインポートブリッジが対応できないポップアップウィンドウが表示される可能性があります。
その結果、インポートブリッジはインポート時にハングアップします。ベンダーは、次のようにレジストリーを変更してポップアップメッセージを回避することを推奨しています。
- レジストリーの編集は、このインポートブリッジを実行しているマシンでRegedit.exeを使って行います。
- 次のキーを検索します。
バージョン9.0~9.6の場合: HKEY_CURRENT_USER\Software\CA\ERwin Data Modeler\9.0\Messages
バージョン9.7の場合: HKEY_CURRENT_USER\Software\erwin\Data Modeler\9.7\Messages
- [メッセージステータス]の値に[GDM-46=1;]というデータを追加します。
- Unicode文字を含むファイル名をサポート:
erwinファイルの名前にUnicode文字(ロシア語のキリル文字や日本語の漢字など)が含まれていると、erwinが正しくファイルを開くことができないことがあります。
この制限を回避するためには、次のいずれかの方法を行います:
- そのような文字が含まれないようファイル名を変更する
- システムロケールをUTF-8に設定する
2番目のオプションでは、Windows 10のインサイダービルド17035かノミナルビルド17134 (2018年4月リリース)を所有し、次のメニューを使用する必要があります:
1) [Windowsの設定] / [時刻と言語] / [地域] / [日付、時刻、地域の追加設定]
または[コントロールパネル] / [日付と時刻]か[地域]
2) [地域] / (日付、時刻、数値の形式を変更) / [管理] / [システムロケールの変更...] / [地域設定]
3) チェックボックス: [ベータ: ワールドワイド言語サポートでUnicode UTF-8を使用]
サポート
トラブルシューティングパッケージを次の項目と共に提供してください。
- デバッグログ(UIまたはconf/conf.propertiesでMIR_LOG_LEVEL=6を使って設定可能)
- 利用できる場合はメタデータバックアップ(技術的理由によりこの共通オプションが実装されていないブリッジがあるものの、Miscellaneousパラメーターで-backupオプションを使って設定可能)
-erwin Windows COM APIデバッギング:
インポートブリッジは、シンプルなスクリプト(ErwinApi.jsとErwinXml.js)経由でErwin Windows COM APIを使用します。
これらのスクリプトが正しく動作しない場合は、Erwinサポートに連絡して問題をデバッグしてください(erwinの再インストールが必要になることがあります)。
スクリプトは次のようにテストできます。
cscript.exe //E:jscript //Nologo .\conf\MIRModelBridgeTemplate\ERwin\ERwinApi.js -バージョン 9 -Getバージョン
cscript.exe //E:jscript //Nologo .\conf\MIRModelBridgeTemplate\ERwin\ERwinXml.js -バージョン 9 -from eMovies.erwin -to eMovies.xml -log eMoviesLog.txt
ブリッジパラメーター
パラメーター名 | 説明 | タイプ | 値 | デフォルト | 範囲 | ||||
ファイル | ファイルの.xmlバージョンを作成(erwinで[名前を付けて保存...]を選択)する時は、erwinが作成するXMLファイルのタイプとして[XMLリポジトリー形式]ラジオボタンを選択することをお勧めします。erwinが提供する標準XML形式の使用については、インポートブリッジツール全体のヒントにある警告をご覧ください。 次のステップに従ってこのタイプの.XMLファイルを作成します。 1. erwinで.erwinファイルを開きます。 2. [ファイル] > [名前を付けて保存...]を選択します。 3. [タイプを指定して保存]プルダウンで[XMLリポジトリー(*.xml)]を選択します。 4. エクスポートされたファイルのパスと名前を指定します。 5. [OK]をクリックします。 インポートブリッジは、生成されたXMLファイルまたはERWINファイルを入力として使用します。ERWIN形式が解析されるようにするためには、インポートブリッジが実行されるマシンにerwinがインストールされていなければなりません。 |
ファイル |
|
必須 | |||||
UDPのインポート | erwinデータモデラーでは、ユーザー定義プロパティ(UDP)は、名前(脅威レベルなど)、定義(値: 緑、黄、オレンジ、赤の列挙など)、可能性があるデフォルト値(緑など)で決定します。UDPをオブジェクト(テーブルやカラムなど)に適用する場合は、明示的に値を指定する方法(オレンジなど)と、値を指定せずにUDPのデフォルト(緑など)を適用する方法があります。 UDPは次のようにインポート可能です。 [メタデータとして] プロパティ値として明示値をインポートし、暗示値はインポートされず、デフォルト値はプロパティタイプでのみ保持されます。 [メタデータとして、デフォルト値を移行] 明示値と暗示値をプロパティ値オブジェクトとしてインポートします。 [説明で、デフォルト値を移行] 暗示的であっても、プロパティ名と値をオブジェクトの説明やコメント(デザインレベルによる)に追加します。これによって、UDPの概念をサポートしていない別のツールにUDP値をエクスポートできるようになります。 [両方、デフォルト値を移行] 暗示的であっても、UDP値をメタデータとして、オブジェクトの説明やコメント(デザインレベルによる)にインポートします。 |
ENUMERATED |
|
メタデータとして | |||||
リレーションシップ名をインポート | erwinリレーションシップ名のインポート方法を制御します。 [リレーションシップ名から] 名前のプロパティからインポートします。 [派生名から] 動詞句派生名からインポートします。 |
ENUMERATED |
|
リレーションシップ名 | |||||
カラム順をインポート | erwin Data Modelerでは、現在のサブジェクトエリアの[保存された表示設定]を編集し、[物理]タブ、[表示レベル]グループ、[物理順]ラジオボタンの順にクリックして、カラムの物理順を表示できます。 erwinテーブルにあるカラムの順序のインポート方法を制御します。 [Column order] (カラムの順序) erwin物理ビューに表示されるカラムの順序。 [Physical order] (物理的順序) SQL DDLで生成された、データベース内のカラムの順序。 |
ENUMERATED |
|
物理的順序 | |||||
オーナースキーマのインポート | erwinオーナースキーマのインポート方法を制御します。 [True] テーブルとビュー、およびその他のデータベースオブジェクトのオーナースキーマがインポートされます。 [False] テーブルとビュー、およびその他のデータベースオブジェクトのオーナースキーマは無視されます。このオプションは、モデルの物理名が一意でなく、物理情報が保持されていながらもそのモデルを論理モデルとして扱うべき(SQL DDL生成の準備ができていない)ことを示すために有用です。 |
BOOLEAN |
|
True | |||||
図のインポート | erwinデータモデル図のインポート方法を制御します。 [なし] 図はインポートされません。 [現在のビュー] 図の現在のビューのみインポートされます。 [すべて] 図が2回インポートされます。1回は論理ビューで、もう1回は物理ビューです。 |
ENUMERATED |
|
現在のビュー | |||||
サブジェクトエリアへのエンティティの移動 | erwinデータモデラーでは、エンティティはモデルの下に属し、1つまたは複数のサブジェクトエリアに割り当てることができます。 エンティティをサブジェクトエリアに移動させます。 [True] 独自のネームスペースを持つ従来の(UML)デザインパッケージとしてサブジェクトエリアを使用できるよう、任意のエンティティが1つのサブジェクトエリアにのみ属するようにします。特に、1つのサブジェクトエリアにのみ属するエンティティは、該当するパッケージに配置されます。他のエンティティはモデルの下に置かれます。また、このオプションではすべてのエンティティがユーザー定義のサブジェクトエリア内で定義されていることが前提です。 [False] |
BOOLEAN |
|
False | |||||
Miscellaneous | はじめに ダッシュで始まるMiscellaneousオプションを指定し、必要であればその後にパラメーターを追加できます。例: - connection.cast MyDatabase1="MICROSOFT SQL SERVER" 該当する場合は複数回使用できるオプションもあります。例: - connection.rename NewConnection1=OldConnection1 -connection.rename NewConnection2=OldConnection2; オプションのリストは長い文字列になるため、${MODEL_BRIDGE_HOME}\data\MIMB\parametersにあり拡張子が.txtであるファイルからロードすることもできます。その場合、オプションはすべて、このパラメーターの唯一の値としてそのファイル内で定義されることが必要です。例: ETL/Miscellaneous.txt JAVA環境のオプション -java.memory <Javaメモリの最大サイズ> (以前の-m) 64ビットJREではデフォルトで1G、またはconf/conf.properties内の設定に従います。例: -java.memory 8G -java.memory 8000M -java.parameters <Javaランタイム環境コマンドラインオプション> (以前の-j) -java.parameters -Dname=value -Xms1G のように、-java.parametersの後ろのテキストはすべてそのままJREに渡されるため、このオプションはMiscellaneousパラメーター内の最後に来る必要があります。インターネットへのアクセスにプロキシを使用している場合は、必要なサードパーティのソフトウェアライブラリーをダウンロードできるよう、次のオプションを設定する必要があります(このオプションはhttps://repo.maven.apache.org/maven2/にアクセスするため、そして例外的にいくつかの他のツールサイトにアクセスするために不可欠です)。 注: プロキシは、(会社の)外部トラフィックをHTTPSで暗号化しながら、HTTPでプロキシにアクセスできる内部トラフィックを信頼しているものがほとんどです。この場合、HTTPSリクエストはHTTPでプロキシに到達し、プロキシはそれをHTTPSで暗号化します。 -java.parameters -java.parameters -Dhttp.proxyHost=127.0.0.1 -Dhttp.proxyPort=3128 -Dhttp.proxyUser=user -Dhttp.proxyPassword=pass モデルインポートのオプション -model.name <モデル名> モデル名をオーバーライドをオーバーライドします。例: -model.name "My Model Name" -prescript <スクリプト名> このオプションによって、ブリッジの実行前にスクリプトを実行できるようになります。 スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。 スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。 スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。 例: -prescript "script.bat arg1 arg2" -postscript <スクリプト名> このオプションによって、ブリッジが正しく実行された後にスクリプトを実行できるようになります。 スクリプトはbinディレクトリー(またはconf/conf.propertiesのM_SCRIPT_PATHで指定)にあり、拡張子が.batか.shであることが必要です。 スクリプトのパスに親ディレクトリーの記号( .. )を含めることはできません。 スクリプトは、成功した場合は終了コードである0を、失敗した場合は別の値を返します。 例: -postscript "script.bat arg1 arg2" -cache.clear インポート前にキャッシュをクリアするため、増分収集せずにフルインポートを実行します。 モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが使われていない場合(増分収集)、新しいバージョンは作成されません。 モデルが変更されず、-cache.clearパラメーターが設定されている場合(増分ではなくフルソースインポート)、新しいバージョンが作成されます。 -backup <directory> さらなるトラブルシューティングのため、入力メタデータを保存できるようにします。指定された<directory>は空であることが必要です。 -restore <ディレクトリー> 復元するバックアップ<ディレクトリー>を指定します。 データ接続オプション 使用するソースとターゲットのデータストアを参照するよう、通常はETL/DIツールとBIツールのインポートブリッジによってデータ接続が生成されます。これらのデータ接続はメタデータ管理ツールによって実際のデータストア(データベースやファイルシステムなど)への接続(メタデータスティッチング)に使われ、完全なエンドツーエンドのデータフローの来歴とインパクト分析が行われます。各データ接続の名前はインポートモデルごとに一意です。DI/BIデザインツールで使われているデータ接続名を可能な限り使用します。そうでない場合は、データベース/スキーマ名、ファイルシステムのパス、Uniform Resource Identifier (URI)など、短くても意味のある接続名が生成されます。次のオプションを使えば、接続を操作できます。これらのオプションによって、レガシーオプションである-c、-cd、-csが置き換えられます。 -connection.cast ConnectionName=ConnectionType SQL解析のためにジェネリックデータベース接続(ODBCやJDBCなど)を正確なデータベースタイプ(ORACLEなど)にキャストします。例: -connection.cast "My Database"="MICROSOFT SQL SERVER" サポートされているデータストア接続タイプのリストは次のとおりです。 ACCESS APACHE CASSANDRA DB2/UDB DENODO GOOGLE BIGQUERY HIVE MYSQL NETEZZA ORACLE POSTGRESQL PRESTO REDSHIFT SALESFORCE SAP HANA SNOWFLAKE MICROSOFT SQL AZURE MICROSOFT SQL SERVER SYBASE SQL SERVER SYBASE AS ENTERPRISE TERADATA VECTORWISE HP VERTICA -connection.rename OldConnection=NewConnection 既存の接続を新しい名前に変更します。例: -connection.rename OldConnectionName=NewConnectionName 既存の複数のデータベース接続の名前を変更し、新しい1つのデータベース接続に統合できます。例: -connection.rename MySchema1=MyDatabase -connection.rename MySchema2=MyDatabase -connection.split oldConnection.Schema1=newConnection データベース接続を1つまたは複数のデータベース接続に分割します。 1つのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例: -connection.split MyDatabase すべてのデータベース接続をスキーマごとの1つの接続に分割できます。例: -connection.split * データベースにスキーマ名を追加することで、データベース接続を明示的に分割し、新しいデータベース接続を作成できます。例: -connection.split MyDatabase.schema1=MySchema1 -connection.map SourcePath=DestinationPath ソースパスをデスティネーションパスにマッピングします。これは、異なるパスが同じオブジェクト(ディレクトリーまたはファイル)をポイントしている場合にファイルシステム接続にとって便利です。 Hadoopでは、あるプロセスがHDFSの完全パスで指定されたCSVファイルに書き込む一方、別のプロセスが、デフォルトのファイル名と拡張子を持つ相対パスで指定されている同じファイルによって実装されたHiveテーブル(外部)から読み取ります。例: -connection.map /user1/folder=hdfs://host:8020/users/user1/folder/file.csv Linuxでは、/users/johnや/users/paulといった複数のシンボリックリンクによって、/dataのような特定のディレクトリー(またはファイル)が参照されます。例: -connection.map /data=/users/John -connection.map /data=/users/paul Windowsでは、M:やN:といった複数のネットワークドライブによって、C:\dataのような特定のディレクトリーが参照されます。例: -connection.map C:\data=M:\ -connection.map C:\data=N:\ -connection.casesensitive ConnectionName... 検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別しないデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例: -connection.casesensitive "My Database" -connection.caseinsensitive ConnectionName... 検出されたデータストアのタイプがこの設定(Microsoft SQL ServerやMySqlなど)をサポートしている場合は、指定された接続内のオブジェクト識別子に対し、大文字と小文字を区別するデフォルトのマッチングルールがオーバーライドされます。例: -connection.caseinsensitive "My Database" -connection.level AggregationLevel 外部接続の集計レベルを指定します。例: -connection.level catalog サポートされている値のリスト: server catalog schema (デフォルト) |
STRING |
ブリッジのマッピング
Meta Integration Repository (MIR) メタモデル (OMG CWM標準に基づく) |
"erwin 9.x to 14.x Data Modeler (ファイル)" メタモデル CA ERwin Data Modeler (モデル) |
マッピングのコメント |
引数 | 引数 | |
コメント | コメント | |
DefaultValue | デフォルト値 | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
種類 | 種類 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
位置 | 位置 | |
関連 | リレーションシップ | |
集計 | 識別 | 識別する場合はTrue |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
ExtraConstraint | 制約 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
AssociationRole | 名前のないRelationshipEnd、名前付きRelationshipEnd | |
多重度 | 基数 | |
名前 | 名前 | |
OnDelete | 削除時 | |
OnInsert | 挿入時 | |
OnUpdate | アップデート時 | |
ソース | ソース | 各ロールの多様性、識別/非識別プロパティに基づきます。 |
属性 | 属性、カラム、プライマリキーカラム - 属性、プライマリキー属性、カラム - 属性、プライマリキーカラム | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
ExtraConstraint | 制約 | 型に検証ルールを設定できない場合 |
Generate | Generate | |
InitialValue | デフォルト値 | この型に関連するデフォルト値タグからインポートされます。 |
名前 | 物理名、名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
オプション | Null可能 | |
PhysicalName | 物理名 | |
位置 | 位置 | |
BusinessRule | 最小 - 最大、有効値リスト、デフォルト値、ユーザー定義 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
LowerBound | 最小 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
UpperBound | 最大 | |
値 | デフォルト値、テキスト | |
CandidateKey | 候補キーグループ | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | ユーザーによって設定された場合 |
UniqueKey | 一意キー | プライマリキー / 代替キーの場合はTrue、反転エントリーの場合はFalse |
クラス | エンティティ、テーブル、テーブル - エンティティ、データソーステーブル | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
DimensionalRole | ディメンションロール | |
DimensionalType | ディメンションタイプ | |
Generate | Generate | |
名前 | 物理名、名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
ClassDiagram | ER図 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
MaxDefinitionLength | 最大定義長 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
注釈 | 注釈 | |
PhysicalName | 物理名 | |
条件 | 条件 | |
名前 | 名前 | |
ConnectionNamespace | フォルダー、ディレクトリー | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
ConnectionPackage | データソーススキーマ | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
DatabaseSchema | データベーススキーマ | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
DerivedType | [Domain] (ドメイン) | ユーザー定義ドメインの場合、MIR UserDefinedプロパティはTrueに設定されます |
コメント | コメント | |
データ型 | データ型 | データ型変換配列をご覧ください。 |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
InitialValue | 初期値 | この型に関連するデフォルト値タグからインポートされます。 |
長さ | 長さ | データ型から抽出 |
LowerBound | 下限 | この型に関連する検証ルールからインポートされます。 |
名前 | 名前 | |
NativeDataType | ネイティブデータ型 | |
NativeId | ネイティブID | |
NativeLogicalDataType | ネイティブ論理データ型 | |
PhysicalName | 物理名 | データ型、長さ、精度から計算 |
スケール | スケール | データ型から抽出 |
UpperBound | 上限 | この型に関連する検証ルールからインポートされます。 |
UserDataType | ユーザーデータ型 | |
DesignPackage | サブジェクトエリア | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
FlatTextファイル | データソースファイル、ファイル | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 物理名、名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
ForeignKey | 外部キーグループ | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
Generate | Generate | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | ユーザーによって設定された場合 |
一般化 | サブタイプリレーションシップ | |
完全 | 完全 | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | 変換に関わる場合のみLogicalに設定されます。 |
排他的 | 排他的 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
GeneralizationRole | サブタイプリレーションシップロール | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
OnDelete | 削除時 | |
OnInsert | 挿入時 | |
OnUpdate | アップデート時 | |
ID | ID | |
キャッシュ | キャッシュ | |
サイクル | サイクル | |
IncrementValue | 増分値 | |
MaximumValue | 最大値 | |
MinimumValue | 最小値 | |
名前 | 名前 | |
StartValue | 開始値 | |
インデックス | インデックス | |
クラスター化 | クラスター化 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
Generate | Generate | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
ユニーク | ユニーク | |
IndexMember | インデックスメンバー | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
NativeId | ネイティブID | |
位置 | 位置 | |
SortOrder | ソート順序 | |
メモ | メモ | |
作成者 | 作成者 | |
[Importance] (重要性) | [Importance] (重要性) | |
ModificationTime | 変更日時 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
[Status] (ステータス) | [Status] (ステータス) | |
値 | メモ | |
PhysicalObject | SQL Serverデータベース、Oracleデータベース、ストレージグループ、DB2データベース、ファイルグループ | |
コメント | コメント | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PropertyElementTypeScope | UDP | UDPの値やTeradata特有のカラムの物理情報で使用: COMPRESS、CASE、FORMAT |
名前 | 名前 | |
範囲 | 範囲 | |
PropertyType | UDP | UDPデザインレベル: 論理および/または物理 |
データ型 | データ型 | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
Group (グループ) | Group (グループ) | |
InitialValue | 初期値 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
位置 | 位置 | |
使用方法 | 使用方法 | ユーザーに設定 |
SQLViewAssociation | リレーションシップを表示 | |
AliasName | エイリアス名 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
SQLTableSequence | シーケンス | |
SQLViewAttribute | カラムを表示 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
式 | 式 | |
InitialValue | デフォルト値 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
オプション | Null可能 | |
位置 | 位置 | |
SQLViewEntity | 表示 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
DimensionalRole | ディメンションロール | |
Generate | Generate | |
GroupByClause | Group By句 | |
HavingClause | Having句 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
OrderByClause | Order by句 | |
SelectType | 選択タイプ | |
ViewStatement | ステートメントを表示 | |
ViewStatementType | ステートメント表示タイプ | |
ViewType | 表示タイプ | |
WhereClause | where句 | ユーザー定義の場合はView SQL、そうでない場合はWhere句 |
シーケンス | シーケンス | |
コメント | コメント | |
データ型 | データ型 | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
Generate | Generate | |
長さ | 長さ | |
名前 | 名前 | |
NativeDataType | ネイティブデータ型 | |
NativeId | ネイティブID | |
スケール | スケール | |
StoreConnection | モデルソース、データソース | |
コメント | コメント | |
接続 | 接続 | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
StoreType | 保管タイプ | |
SystemMajorバージョン | システムのメジャーバージョン | |
SystemMinorバージョン | システムのマイナーバージョン | |
SystemReleaseバージョン | システムのリリースバージョン | |
SystemType | システムタイプ | |
SystemTypeOld | システムタイプ(旧) | |
StoreModel | モデル | |
作成者 | 作成者 | |
コメント | コメント | |
CreationTime | 作成日時 | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
ModificationTime | 変更日時 | |
変更者 | 変更者 | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
StoreType | 保管タイプ | |
SystemMajorバージョン | システムのメジャーバージョン | |
SystemMinorバージョン | システムのマイナーバージョン | |
SystemReleaseバージョン | システムのリリースバージョン | |
SystemType | システムタイプ | |
SystemTypeOld | システムタイプ(旧) | |
StoredProcedure | ストアドプロシージャー | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
Generate | Generate | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
事後条件 | 事後条件 | |
事前条件 | 事前条件 | |
セマンティクス | コード | |
シノニム | シノニム | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
Generate | Generate | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
トリガー | トリガー | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
FireOnDelete | 削除時に起動 | |
FireOnInsert | 挿入時に起動 | |
FireOnUpdate | アップデート時に起動 | |
Generate | Generate | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
セマンティクス | コード | |
TriggerType | トリガータイプ | |
TypeValue | タイプ値 | |
コメント | コメント | |
説明 | 定義 | |
DesignLevel | デザインレベル | |
名前 | 名前 | |
NativeId | ネイティブID | |
PhysicalName | 物理名 | |
位置 | 位置 | |
値 | 値 |