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出力データを集計エレメントで分類

このシナリオでは、これまでのシナリオをベースに、tXMLMap[Map Editor] (マップエディター)でエレメントを [aggregate element] (集計エレメント)として設定し、出力データを別々のXMLフローに分類する方法を示します。tXMLMapを使って出力データを集計する方法は、出力データを集計をご覧ください。

このシナリオの目的は、顧客IDと顧客名情報を集計エレメントを使用してその出身州に従って分類し、それらのクラスを別々のXMLフローで次のコンポーネントに別々に送信することです。

集計エレメントを有効にするには、処理するXMLデータをソートしておく必要があります。それには、集計の条件として使用するエレメントに、たとえばXMLツールを使用します。このサンプルでは、同じ州IDを持つ顧客はまとめる必要があります。Customer.xmlというXMLファイルにある入力データは、グループエレメントを使用してデータをマッピングにある入力データと同じであることが必要です。

出力データを集計エレメントで分類

Procedure

  1. Talend Studioで、グループエレメントを使用してデータをマッピング内で使われているジョブを開き、tXMLMapコンポーネントをダブルクリックして[Map Editor] (マップエディター)を開きます。
  2. 出力テーブルのcustomerエレメントを右クリックし、コンテキストメニューから[Remove group element] (グループエレメントの削除)を選択します。
  3. 出力テーブルの上部にあるレンチアイコンをクリックし、[All in one] (オールインワン)プロパティの値をfalseに設定します。
  4. LabelStateエレメントを右クリックし、コンテキストメニューから[As aggregate element] (集計エレメントとして)を選択します。LabelStateエレメントは、各顧客の州情報にタグを付け、顧客情報は州情報に従って分類されます。

    集計エレメントを使用可能にするには、[All in one] (オールインワン)プロパティの値がfalseに設定されていることをご確認ください。オールインワンの詳細は、エレメントを1つのドキュメントに出力をご覧ください。

  5. [OK]をクリックして変更を確定し、[Map Editor] (マップエディター)を閉じます。
  6. [Ctrl] + [S]を押してジョブを保存し、[F6]を押してジョブを実行します。

Results

上記のように、tXMLMapは2つの個別のXMLフローを出力します。それぞれのフローには、1つの州とその州の顧客の情報が含まれます。

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