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VPC、サブネット、可用性ゾーン

AWS VPC を構成して、Qlik を環境に統合します。

仮想プライベート クラウド(VPC)は論理的に分離されたネットワークで、データベースやコンピュート インスタンスなどの AWS リソースの相互接続やインターネットへの接続を制御することができます。各 VPC は単一の AWS リージョン内に作成されます。

サブネットは、Amazon EC2 インスタンスなどのリソースを整理してホストするために使用される VPC の細分化です。サブネットは以下を選択できます。

  • パブリック: インターネットへの直接アクセスを許可します。

  • プライベート: VPC 内の内部通信に制限されます。

各サブネットは、特定の可用性ゾーン内に作成されます。例えば、us-east-1 リージョンでは、us-east-1a us-east-1bus-east-1cの サブネットを作成できます。

可用性ゾーン (AZ) は、リージョン内で物理的に分離されたデータ センターです。複数の AZ にリソースを分散することで、アプリケーションの可用性と耐障害性が向上します。高い可用性とフォールト トレランスを確保するために、少なくとも 2 つの可用性ゾーンにわたってリソースをプロビジョニングすることがベスト プラクティスとされています。

情報メモVPC 構成で作成されたサブネットには、アウトバウンドのインターネット アクセスを提供する有効なルートが必要です。サブネットが公開でない場合、非公開サブネットは NAT/インターネット ゲートウェイ経由でアウトバウンド アクセスを許可する必要があります。

VPC、サブネット、AZ の関係は、次のことを保証します。

  • VPC は単一の AWS リージョンにスコープされ、そのリージョン内のすべての可用性ゾーンにまたがります。

  • サブネットは個々の可用性ゾーンにバインドされ、ゾーン間でリソースを分散する機能を提供します。

  • この構造を使用して、VPC 内の複数の AZ にリソースを展開し、可用性と回復力を高めることができます。

VPC の作成

VPC を作成するには、以下を行います。

  1. [AWS コンソール] で、[VPC] > [自分の VPC] に移動します。

  2. [VPC の作成] をクリックし、設定を行います。

    • 作成するリソース: [VPC など] を選択します。

    • 可用性ゾーンの数: 必要な数をクリックします。

    • パブリック サブネットの数: 必要なサブネット数を設定します。

    • プライベート サブネットの数: 値が 0 に設定されていることを確認します。

    各サブネットについて、パラメータ「Auto-assign public IPv4 address」が「Yes」に設定されていることを確認します。

  3. [VPC の作成] をクリックします。

    VPC が作成されると、エンティティのリストが表示されます。

  4. VPC ID と VPC の CIDR 範囲をメモしておきます。

  5. 作成されたサブネット ID をメモしておきます。

  6. 各サブネットをクリックして可用性ゾーンを確認し、メモしてください。 

以下を取得します。

  • VPC ID。

  • VPC の CIDR 範囲。

  • サブネットのリストと各サブネットの可用性ゾーン。

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