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データ タスクのトラブルシューティング

このセクションでは、データ タスクの操作時に発生する可能性がある問題と、トラブルシューティング方法について説明します。

環境エラーのトラブルシューティング

データ タスクでタイムアウト、ネットワーク エラー、接続エラーなどの環境エラーが発生すると、データ タスクは自動的に操作を再試行します。再試行してもエラーが解決されない場合、データ タスクは実行を停止し、エラー メッセージとともにステータス [エラー] を表示します。

  • Qlik データ ゲートウェイ - データ移動 経由でのみアクセス可能なデータ ソースを使用したランディング タスク:

    操作は、5 秒間隔で無限に再試行されます。

    停止時間が長い場合、1800 秒に達するまで間隔は 2 倍になります。

  • Qlik データ ゲートウェイ - データ移動 なしでアクセスできるデータ ソースを使用したランディング タスク、ストレージ タスク、変換タスク、データ マート タスク:

    操作は、1 秒間隔で 3 回再試行されます。

次の手順を実行します。

  1. エラー メッセージを使用してエラーを解決します。

  2. データ タスクの操作をリロードまたは再開します。

特定のテーブルに関する問題のトラブルシューティング

特定のテーブルへの書き込み中にデータ タスクでエラーが発生した場合、データ タスクは実行を継続します。エラーのあるテーブルには、ステータス [エラー] とエラー メッセージが表示されます。

  1. エラー メッセージを使用してエラーを解決します。

  2. エラーが発生したテーブルをリロードします。

主キー列の NULL 値

データ タスクを実行すると、「Unknown execution error - NULL result in a non-nullable column」のエラー メッセージが表示される場合があります。

考えられる原因  

主キーとして使用される列には NULL 値を含めてはならず、NULL 非許容にする必要があります。

提案されたアクション  

ソース データ タスクに、すべての NULL 値を値 (0 など) に変換する式を追加します。

主キーとして使用する別の列を選択することもできます。

データ ゲートウェイ - データ移動 に基づくデータ タスクのトラブルシューティング

ログ ファイルを調べることで、データ ゲートウェイ - データ移動 に基づくデータ タスクのランディング操作に関する情報を取得できます。ログのレベルも設定できます。データ タスクが最初の実行を完了すると、ログが利用可能になります。ログを表示するには、データ タスクに対する次の権限のいずれかが必要です。

  • 所有者

  • 操作可能

  • テナント管理者

  • データ管理者

ログ ファイルの表示

データ ゲートウェイ - データ移動 に基づくランディング データ タスクで [ログを表示] をクリックして、ログ ビューアを開きます。[レプリケーション エンジン ログ] で表示するログ ファイルを選択できます。 でファイルの上下にスクロールできます。

ヒント メモログ ファイルのビューは、最新のメッセージで自動的に更新されません。更新するには、 をクリックして、最新のメッセージで更新されたログ ファイルの最後までスクロールします。

ロギング オプションの設定

[ロギング オプション] で、レプリケーションのさまざまな操作のロギング レベルを設定できます。

次のレベルを設定できます。

  • 1. Error

    エラー メッセージを表示します。

  • 2. Warning

    警告を表示します。

  • 3. Info

    情報メッセージを表示します。

  • 4. Debug

    トラブルシューティングの目的で追加情報を表示します。

  • 5. Detailed debug

    トラブルシューティングの目的で詳細情報を表示します。

上位レベルには常に下位レベルからのメッセージが含まれます。したがって、Error を選択すると、エラー メッセージのみがログに書き込まれます。一方、Info を選択すると、情報メッセージ、警告、およびエラー メッセージが含まれます。一般に、DebugDetailed debug レベルを使用すると、大量のログ データが生成される場合があります。

Global を使用してすべての操作に同じレベルを設定することも、操作ごとに個別にレベルを設定することもできます。

  • ソース - フル ロード

    データ ソース内のフル ロード操作に関連するアクティビティをログに記録します。これには、フル ロードの前にソース テーブルに対して実行された SELECT ステートメントが含まれます。

  • ソース - CDC

    データ ソース内の CDC 操作に関連するアクティビティをログに記録します。

    警告メモこれを Detailed Debug レベルに設定すると、非常に大量のデータがログに生成されます。
  • ソース – データ

    フル ロードおよび CDC 操作に関連するデータ ソース アクティビティの詳細なログ。

  • ターゲット - フルロード

    ターゲットへのフル ロード操作に関連するアクティビティをログに記録します。

  • ターゲット - CDC

    ターゲットへの CDC 操作に関連するアクティビティをログに記録します。

  • ターゲット – アップロード

    ファイルがターゲットに転送されたときのアクティビティをログに記録します。

  • 拡張 CDC

    トランザクションの同期や保存など、CDC アクティビティの詳細なログ。

  • パフォーマンス

    ソースとターゲットの待機時間の値をログに記録します。

  • メタデータ

    メタデータの読み取りとメタデータの変更に関連するアクティビティをログに記録します。レプリケーション タスクのステータスも記録されます。

  • インフラストラクチャ

    インフラストラクチャ情報、ファイル システム操作、およびタスク管理をログに記録します。

  • 変換

    実行された変換に関連する情報をログに記録します。

診断ファイルのダウンロード

診断パッケージ、タスク ログ、およびメモリ レポートをダウンロードして、ランディング タスクに関連付けられたレプリケーション タスクのトラブルシューティングに役立てることができます。一度にダウンロードできるアイテムは 1 つだけです。

  1. ログ ビューアで、[ダウンロード] をクリックして展開します。

  2. ダウンロードするアイテムを選択します。

  3. [ダウンロード] をクリックします。

ファイルがブラウザにダウンロードされます。

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