データサービスとルートの自動スケーリングを設定
Dynamic Engine 環境のデータサービスとルートに割り当てられたリソースに対して Horizontal Pod Autoscaling (HPA)を設定し、データサービスとルートが大量のトラフィックやメッセージを処理できるようにします。
始める前に
- dynamic-engine-crdカスタムリソース定義は、oci://ghcr.io/talend/helm/dynamic-engine-crd Helmチャートを使用してインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、次のコマンドを実行してインストールしてください。
- 使用するチャートのバージョンを見つけます。
- 次のHelmコマンドを実行します:
helm show chart oci://ghcr.io/talend/helm/dynamic-engine-crd --version <engine_version> - Talend 管理コンソールから直接バージョンを見るか、自分のDynamic Engineバージョンに含まれているチャートバージョンのDynamic Engine変更ログをチェックしてください。
- Dynamic EngineバージョンエンドポイントへのAPIコールを使用します。
- 次のHelmコマンドを実行します:
- 次のコマンドを実行し、目的のバージョンのHelmチャートをインストールします。<helm_chart_version>を、お使いのDynamic Engineバージョンでサポートされているチャートのバージョンに置換します。
helm install dynamic-engine-crd oci://ghcr.io/talend/helm/dynamic-engine-crd --version <helm_chart_version>バージョンを指定しないと、利用可能な最新のdynamic-engine-crdチャートバージョンがインストールされます。
- 使用するチャートのバージョンを見つけます。
-
Dynamic Engineがデプロイされている必要があります。デプロイされていない場合は、このコマンドを実行してデプロイしてください。現在のカスタマイズはDynamic Engine環境側でのみ必要であるため、これがデフォルトのデプロイメントです。このため、Dynamic Engineインスタンスにはカスタマイズは設定されません。
helm install dynamic-engine -f <engine-id>-helm-values/<engine-id>-values.yaml oci://ghcr.io/talend/helm/dynamic-engine -
自動スケーリングのサポートは メトリクスサーバーに依存します。
メトリクスサーバーのインストールを確認するには、次のコマンドを実行します。
kubectl top pod「エラー: メトリクス API を利用できません」などのエラーが発生した場合は、メトリクスサーバーをインストールする必要があります。
このタスクについて
データサービスとルートのポッド自動スケーリングをアクティブにするためには、dynamic-engine-environmentチャートを設定します。この設定では、HPAがスケールアップできるレプリカ(ポッドインスタンス)の最大数も設定できます。
手順
タスクの結果
デプロイメントに成功すると、Dynamic Engine環境は、データサービスとルートを実行する際のワークロードの変動に応じて、設定された最大値までポッドインスタンスを自動的に増やすことができるようになります。
Talend 管理コンソールではこの環境のステータスが[Ready] (準備完了)になり、タスクまたはプランを実行する準備ができていることが確定されます。
次のタスク
環境レベルで設定された自動スケーリング設定は、デフォルトではその環境で実行されているすべてのデータサービスおよびルートタスクに適用されます。ただし、実行プロファイルレベルの自動スケーリングパラメーターを使用することで、これらの環境レベル設定を上書きできます。これにより、環境全体の設定を変更することなく、実行プロファイルレベルの自動スケーリングパラメーターを使用して、特定のタスクのスケーリング動作をカスタマイズできます。
実行プロファイルレベルの自動スケーリングパラメーターは、特に次のような場合に有効です。
- 特定のデータサービスまたはルートタスクのパフォーマンス特性が異なり、環境のデフォルトとは異なるスケーリングしきい値が必要な場合。
- リソースを大量に消費するタスクのスケーリングを制限して、クラスターのオーバーロードを防ぎたい場合。
- 重要なタスクで、環境デフォルトよりも多い最小レプリカ数が必要な場合。
タスクの環境レベルの自動スケーリングを上書きするには、実行プロファイルを作成または更新し、目的の自動スケーリングパラメーターをJVM引数として指定します(例: -K8S:AutoscalingMaxReplicas=5)。この実行プロファイルを使用するすべてのタスクは、これらのカスタマイズされた設定を継承し、対応する環境レベルの設定を上書きします。
自動スケーリングパラメーターとその対応する実行プロファイル引数の完全なリストについては、「タスクレベルでの自動スケーリングパラメーターの設定」を参照してください。