tSynonymOutput
Luceneインデックスを作成し、エントリーおよび受信する関連シノニムをフィードします。
tSynonymOutputは、tStandardizeRowやtSynonymSearchなどの一部のコンポーネントがデータ処理時に参照できるシノニムインデックスを作成します。
シノニムインデックスエディターを使った既存のシノニムインデックスの語と参照エントリー(ドキュメント)へのアクセスと管理方法については、 シノニムインデックスエディターを使用をご覧ください。
利用できるシノニムインデックスの詳細は、データシノニムディクショナリーをご覧ください。
- インストラーがある場合は、/addons/scripts/Lucene_Migration_Tool/README.mdとなります。
- インストーラーがない場合: ライセンスメールで、Migration tool for Lucene Indexes from version 4 to version 8のリンクをクリックしてください。
デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。
tSynonymOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSynonymOutputを設定するために使われます。
標準のtSynonymOutputコンポーネントは、データクオリティファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、Talend Data Management PlatformTalend Big Data Platform、Talend Real-Time Big Data PlatformTalend Data Services Platform、Talend Data Fabricで利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
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[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
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[Index path] (インデックスパス) |
シノニムインデックスを作成して保存する場所を入力するか参照します。指定のディレクトリーが存在しない場合は、コンポーネントによって作成されます。 |
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[Operations] (操作) |
[Index path] (インデックスパス)フィールドで指定されたディレクトリーで実行するインデックス操作を選択します。 [(Delete and) initialize an index] ((削除後)インデックスを初期化): 新しいインデックスを作成し、エントリーとそれに対応するシノニムを入力します。インデックスが既に存在する場合は、新しいインデックスを作成する前に削除します。 [Insert new documents] (新しいドキュメントを挿入): 指定された既存のインデックスに新しいエントリーとシノニムを挿入します。重複は挿入されません。 [Update existing documents and insert if not existing] (既存のドキュメントをアップデートし、存在しない場合は挿入): 既存のエントリーとシノニムをアップデートし、指定されたインデックスに新しいものを追加します。 [Delete existing documents] (既存のドキュメントを削除): 前のコンポーネントからの受信データフローで同じエントリーが識別された場合、そのシノニムを含むエントリーを削除します。 |
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[Entry] (エントリー) |
特定のインデックスのエントリーを作成するために挿入する必要があるカラムを選択します。これらのエントリーは、この特定のインデックスに一緒に挿入される関連するシノニムへの参照として使われます。 |
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[Synonyms] (シノニム) |
挿入する必要のあるカラムを選択して、さまざまなインデックスエントリーに対応するシノニムを作成します。 |
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[Synonym separator] (シノニム区切り) |
各インデックスエントリーのシノニムを区切るために使う区切りを入力します。デフォルトでは、この区切りは|です。 |
詳細設定
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
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[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、ジョブおよびコンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
| 変数 | 説明 |
|---|---|
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グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 |
|---|---|
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使用ルール |
このコンポーネントでインデックスを作成またはアップデートするには、先行コンポーネントからの着信データが必要です。 |
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[Connections] (接続) |
外部リンク(このコンポーネントから別のコンポーネントへのリンク): [Row] (行): メイン、リジェクト [Trigger] (トリガー): 条件付き実行、コンポーネントがOKの場合、コンポーネントがエラーの場合。
受信リンク(あるコンポーネントからこのコンポーネントへのリンク): [Row] (行): メイン、リジェクト
接続の詳細は、ジョブにおける接続の使い方をご覧ください。 |