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tNeo4jv4ImportTool

Neo4jバージョン4.xインポートツールを使ってNeo4jバージョン4.xデータベースを作成し、データをCSVファイルからこのデータベースに一括でインポートします。

デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。

情報メモ注:
  • このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2022-11以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  • このコンポーネントの場合、Neo4jがインストールされているものと同じマシンにNeo4jバージョン 4.x のデータベースが作成されている必要があります。
  • Neo4jバージョン4.xではJava 11が必要です。ただし、tNeo4jv4ImportToolコンポーネントはJava 11 JVMとJava 17 JVMをサポートしています。このコンポーネントのJava JVMは、Talend Studio[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定) > Talendを選択した後に[Java interpreter] (Javaインタープリター)フィールドで指定できます。
  • 個のコンポーネントはJava 8をサポートしていません。

tNeo4jv4ImportToolの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtNeo4jv4ImportToolを設定するために使われます。

標準tNeo4jv4ImportToolコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワークのコンポーネントは、すべてのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで使用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。続くデータベース接続関連フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。

[Neo4j Home] (Neo4jホーム)

Neo4jのインストールパスを入力します。

データベース名

作成するデータベースの名前を入力します。

[Nodes] (ノード)

ノードにインポートするデータが含まれているCSVファイルを指定し、ノードにラベルを割り当てます。

  • [Path to file] (ファイルへのパス): 読み取るCSVファイルへのパスを二重引用符で囲んで入力します。複数のCSVファイルからデータをインポートする場合は、CSVファイルごとに行を追加してください。
  • [Label(s) for nodes] (ノードのラベル) (オプション): ノードのラベルを二重引用符で囲んで入力します。表示されるとおり、ノードのラベルはオプションです。

有効なCSVファイルには、少なくともIDカラムとLABELカラムが含まれているヘッダーがあります。関連情報は、CSV header formatをご覧ください。

[Skip duplicate nodes] (重複ノードをスキップ)

このオプションを選択すると、同じレコードIDを持つレコードがCSVファイルにある場合に最初のレコードだけがインポートされます。

このオプションが選択されなければ、同じIDのレコードがCSVファイルに含まれている場合はインポート操作が失敗します。

[Relations] (リレーション)

リレーションシップファイルへのパスをこのテーブルの行に入力します。リレーションシップファイルには、インポートするノードエンティティリレーションシップの情報が含まれています。複数のリレーションシップファイルを入力する場合は、各リレーションシップファイルの行をテーブルに追加します。

有効なリレーションシップファイルには、START_IDEND_IDTYPEという3つのフィールドが含まれているヘッダーがあります。関連情報は、CSV header formatをご覧ください。

[Skip bad relationship] (不正なリレーションシップをスキップ)

このオプションを選択すると、[Relation] (リレーションシップ)テーブルで指定されたリレーションシップCSVファイルにある無効なリレーションシップ項目がスキップされます。

START_IDフィールドやEND_IDフィールドが既存のノードに存在しなければ、そのリレーションシップ項目は無効です。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

[Force overwrite database content] (データベースコンテンツの上書きを強制)

データベースが既に存在する場合は、このオプションを選択するとデータベースが上書きされます。

[Custom CSV Format] (カスタムCSV形式)

CSVファイル形式をカスタマイズする場合は、このオプションを選択します。
  • [Delimiter] (区切り): フィールドで区切りとして使用する文字を入力します。
  • [Array delimiter] (配列区切り): フィールドで配列区切りとして使用する文字を入力します。
  • [Quotation character] (引用符): フィールドで引用符として使用する文字を入力します。
  • [Encoding] (エンコーディング): フィールドで使用するエンコーディングの名前を入力します。

[Verbose] (詳細)

このオプションを選択すると、インポート情報がさらに表示されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、特定のストラクチャーで作成された特定のCSVファイルからデータを一括ロードするために、サブジョブでスタンドアロンで使います。

Neo4j Import Toolに必要なCSVストラクチャーの詳細は、インポートをご覧ください。

tFileOutputDelimitedを使って、使用するCSVファイルを作成できます。

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