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tQlikOutput

Qlik Cloudでデータファイルを作成、アップデート、削除します。

tQlikOutputの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されている tQlikOutputを設定するために使われます。

標準tQlikOutputコンポーネントは、Cloudファミリーに属しています。

基本設定

プロパティ 説明
[Property type] (プロパティタイプ) [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Tenant URL] (テナントURL)

Qlik CloudアカウントのURLアドレスを入力します。

API key (APIキー) このフィールドにQlik Cloud APIキーを入力します。

生のキーを入力するためには、対応するフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、[Enter a new password] (新しいパスワードを入力)ダイアログボックスを表示させ、テキストフィールドにキーを入力してOKをクリックします。このフィールドではコンテキスト変数も使用できます。

アクション ドロップダウンリストから実行するアクションを選択します。
  • [Create] (作成): Qlik Cloudでデータファイルを作成します。

  • [Overwrite] (上書き): Qlik Cloudで既存のデータファイルを作成、またはアップデートします。

  • [Delete] (削除): Qlik Cloudでデータファイルを削除します。

ローカルファイル Qlik Cloudでアップロード、アップロード、削除したいローカルファイルへのパスを入力、または参照します。
[Specify ID] (IDを指定) このチェックボックスをオンにすると、[File ID] (ファイルID)フィールドでアップデートまたは削除するファイルの識別子を指定できるようになります。選択を解除すると、[Remote File Name] (リモートファイル名)が使用されます。このフィールドは、[Action] (アクション)ドロップダウンリストから[Overwrite] (上書き)または[Delete] (削除)を選択した場合のみ利用できます。
[Remote file name] (リモートファイル名) Qlik Cloudにアップロードするファイルの名前を入力します。

[Action] (アクション)[Overwrite] (上書き)を選択した場合は、リモートファイル名にフォルダー(some/folder/data.csvなど)を含めることができます。

[Action] (アクション)アクションで[Delete] (削除)を選択した場合は、ファイルもフォルダーも削除できるため、リモートファイル名にはファイルかフォルダーのパスを指定できます。

スペース Qlik Cloudアカウントに関連付けられている利用可能なスペースを1つ選択する場合は、フィールドの横にある[...]ボタンをクリックします。表示されたダイアログボックスで、ファイルが変更されるスペースを選択するか、[Use custom value] (カスタム値を使用)チェックボックスをオンにして[Custom value] (カスタム値)フィールドでスペース識別子を指定します。

リストからスペース名を選択すると、その識別子がフィールドに表示されます。

Qlik Cloudでのスペースに関する詳細は、スペースで作業するをご覧ください。

[Knowledge base] (ナレッジベース) Qlik Cloudで利用可能なナレッジベースを1つ選択し、その中でファイルを管理する場合は、フィールドの横にある[...]ボタンをクリックします。表示されたダイアログボックスで、使われるナレッジベースを選択します。または、[Use custom value] (カスタム値を使用)チェックボックスをオンにして、[Custom value] (カスタム値)フィールドでナレッジベース識別子を指定します。

リストからナレッジベース名を選択すると、その識別子がフィールドに表示されます。

Qlik Cloudでのナレッジベースの詳細は、ナレッジ ベースを使用するをご覧ください。

詳細設定

プロパティ 説明
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。
[Index file in knowledge base] (ナレッジベース内のインデックスファイル) このチェックボックスはデフォルトで選択されており、Qlik Cloudで新しいファイルやアップデートされたファイルをインデックス化できます:
  • [Number of indexation retries] (インデックス作成の再試行回数): 最初の試行が失敗した場合に、コンポーネントがファイルのインデックス作成を試行する回数を設定します。
  • [Indexation retry delay (seconds)] (インデックス作成再試行の遅延(秒)): 各インデックス作成の再試行の間隔(秒)を設定します。

Qlik Cloudでは、2つのインデックス化を並行して実行することはできません。実行するとジョブが失敗してしまう可能性があります。Qlik Cloudでのインデックス化の詳細は、ナレッジ ベースのデータ ソースをインデックスするをご覧ください。

グローバル変数

変数 説明
ERROR_MESSAGE エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。
FILE_ID ファイル/フォルダーの識別子。これはAfter変数で、文字列を返します。

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