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tQVDOutput

Qlik Cloudに公開できるQVDファイルを作成します。

tQVDOutput標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブフレームワークで実行されるtQVDOutputを設定するために使用されます。

標準tQVDOutputコンポーネントは、ファイルファミリーに属しています。

基本設定

プロパティ 説明
[Property type] (プロパティタイプ) [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
  • [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。
  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。
[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。

    変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[File name] (ファイル名)

作成するQVDファイルのパスと名前を入力します。

詳細設定

プロパティ 説明

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Max batch size] (最大バッチサイズ)

バッチで処理できる要求の最大数を指定します。

ディレクトリーがない場合はテーブルを作成します

このチェックボックスはデフォルトで選択されています。出力ファイルが存在しない場合は、保管するディレクトリーを作成します。

ファイルが既に存在する場合は失敗

このチェックボックスはデフォルトで選択されています。[Basic settings] (基本設定)ビューの[File name] (ファイル名)フィールドに指定された出力ファイルが既に存在する場合は、例外を返します。このチェックボックスをオフにすると、既存のファイルが上書きされます。

[Table name] (テーブル名)

QVDファイルに対応するテーブル名を指定します。詳細は、テーブル名をご覧ください。

メモリモード

QVDファイルの保存方法を選択します。メモリ(メモリ内ストレージ)または混合(メモリ内と一時ディレクトリ内のファイルシステムストレージの両方)から選択します。

グローバル変数

変数 説明
ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

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