すべての桁を置換
このファンクションは、入力値のすべての数字をマスクします。
オプション | 説明 |
---|---|
メソッド | [Randomly] (ランダム)メソッドでは、1文字がランダムに選択されます。その結果、2つの同一の入力値が異なる入力値でマスクされる場合があります。 入力データに同じ値が2度表示された場合に、[Consistently] (一貫)メソッドを使用すると、ファンクションにより、マスクされた同じ値が同じジョブ実行で出力されます。 このファンクションは、フォーマット保持暗号化を使用して、マスクされた出力値を入力値と同じフォーマットで暗号化できます。
FPE方式は微調整を使用する場合を除き、全単射方式です。 [FF1 with AES] (FF1およびAES)と[FF1 with SHA-2] (FF1およびSHA-2)の方式は、暗号化された値と繰り返し可能なマスク値を生成するためにパスワードを必要とします。FPE方式はシードを使用しません。 このパスワードは、コンポーネントの[Advanced Settings] (詳細設定)から、[password for FF1 method] (FF1方式のパスワードまたは256ビットキー)フィールドで指定できます。 |
アルファベット | [Digits] (数字)は、[FF1 with AES] (FF1およびAES)と[FF1 with SHA-2] (FF1およびSHA-2)のメソッドで使える唯一のアルファベットです。 |
追加パラメーター |
オプションの追加パラメーターは置換文字です。 |
次のテーブルは、入力値、方式、追加パラメーターに応じたマスク値の例を示しています。
Input value | メソッド | 追加パラメーター | マスク値の例 | 詳細 |
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Jack | Randomly | "" | Jack | 入力値には数字が含まれていません。入力値がそのまま出力にコピーされます。 |
S1000D | Randomly | "" | S5302D | 置換文字が定義されていません。すべての桁がランダムな数字でマスクされています。 |
S1000D | Randomly | "8" | S8888D |
すべての数字が定義済みの数字でマスキングされています。 |