Apache Spark BatchのtElasticSearchOutputプロパティ
これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtElasticSearchOutputを設定するために使われます。
Spark BatchのtElasticSearchOutputコンポーネントは、ElasticSearchファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。
基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 |
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[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。 |
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[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。 |
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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[Use an existing configuration] (既存の設定を使用) |
定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 |
[Nodes] (ノード) |
使用するElasticsearchシステムをホストしているクラスターのロケーションを入力します。 |
Index |
ドキュメントを書き込むインデックスの名前を入力します。 インデックスは、Elastisearchシステム内のストレージにおける最大のユニットです。 |
Type (タイプ) |
書き込むドキュメントが属するタイプの名前を入力します。 たとえば、blogpost_enとblogpost_frをそれぞれ、指定された英語のブログ投稿とフランス語のブログ投稿を表す2つのタイプにできます。 ドキュメントタイプとする指定カラムの値を動的に使うことができます。そうする必要がある場合は、そのカラムの名前を波かっこ({})内に入力します(サンプル: {blog_author})。 |
[Output document] (出力ドキュメント) |
ドキュメントをElasticsearchに書き込む方法を選択します。
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詳細設定
[Document metadata] (ドキュメントメタデータ) |
このテーブルを完成して、各ドキュメントのメタデータを提供するために使う入力カラムを選択します。このテーブルは通常、[Basic settings] (基本設定)ビュー内の[Output document] (出力ドキュメント)ドロップダウンリストのjson_documentオプションと共に使われます。 [Column] (カラム)カラムには、入力スキーマのカラムが自動的に入力されます。続いて、[As metadata] (メタデータとして)カラムで、使うカラムに対応するチェックボックスをオンにする必要があります。 [Metadata type] (メタデータ型)カラムで、各カラムを使って提供するドキュメントメタデータのタイプを選択します。 Elasticsearchドキュメントのメタデータ型については、https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/guide/current/_document_metadata.html (英語のみ)をご覧ください。 |
SSL/TLSの使用 |
SSLまたはTLS暗号化接続を有効にする場合は、このチェックボックスを選択します。 次に、同じジョブ内のtSetKeyStoreコンポーネントを使用して暗号化情報を指定する必要があります。 |
設定 |
アクションをさらにカスタマイズするには、Elasticsearchで受け入れられているパラメーターを追加します。 たとえば、es.mapping.idを[Key] (キー)カラムに、trueを[Value] (値)カラムに入力して、ドキュメントのフィールド/プロパティ名がドキュメントIDを含むようにします。入力する情報は二重引用符で囲む必要があります。 使えるパラメーターのリストは、https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/hadoop/master/configuration.html (英語のみ)をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、終了コンポーネントとして使用され、入力リンクを必要とします。 tElasticSearchConfigurationコンポーネントを同じジョブにドロップして、ElasticSearchに接続させます。次に、[Use an existing configuration] (既存の設定を使う)チェックボックスをオンにして、使用するtElasticSearchConfigurationコンポーネントを選択する必要があります。
このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメントのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |