Webhook
Webhook は、アプリケーション間でシステムイベント情報を JSON 形式で受け渡す HTTP コールバックです。Webhook では、Qlik Cloud システム イベントを使用してワークフローのアクションをトリガーすることで、Qlik Cloud をワークフローに統合できます。Qlik Cloud テナントで特定のイベントが発生すると、Webhook はそのイベントに関する情報を任意の別のアプリケーションへ自動的に受け渡します。受信側のアプリケーションは、Webhook 送信情報を使用してワークフローで他のタスクをトリガーできます。
Webhook の要件
Webhook は、管理コンソールからテナント管理者のロールを持つユーザー、または Qlik アプリケーション自動化インターフェースからすべてのユーザーが作成できます。Webhook を作成するには、Webhook データを受信する URL を Webhook に提供する必要があります。この URL は Webhook エンドポイントと呼ばれます。
Webhook の利点
Webhook は、Qlik Cloud からイベント情報を取得し、その情報を使用してワークフローをトリガーするための最も効率的な手段です。Webhook を使用すると、システム イベントに関する情報を取得するために、手動またはプログラムを使用して自動的に Qlik Cloud を定期的にポーリングする必要がなくなります。その代わり、Webhook は、特定のイベントが発生するまで待機してからそのイベントに関する情報を Webhook エンドポイントへ送信するよう設計されています。
Webhook の活用事例:
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新しい app が作成されると、Slack を介して自動でチームに通知されます。
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新しいチーム メンバーがテナントに追加されると、歓迎メールがメンバーへ自動的に送信されます。
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ユーザーがテナントから削除されると、スプレッドシートが自動的に更新されます。
Webhook を最大限に活用するには、Webhook データに応答できる必要があります。そのためには、データに応答するサービスを作成するか、ユーザーの代わりに応答してくれる別のアプリケーションを使用してください。
Webhook データに応答できる共通ワークフローおよび自動化アプリケーションをいくつかご紹介します。