tMysqlSP
MySQLデータベースのストアドプロシージャーを呼び出します。
tMysqlSPでは、データベース内の複数のクエリーまたは複合的なクエリーを一元管理し、容易に呼び出す便利な方法が使用できます。
tMysqlSPの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMysqlSPを設定するために使われます。
標準のtMysqlSPコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| データベース | 
                目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。  | 
         
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                   [Property type] (プロパティタイプ)  | 
               
                  
  | 
            
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                   [Host] (ホスト)  | 
               
                   データベースサーバーのIPアドレス  | 
            
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                   [Port] (ポート)  | 
               
                   データベースサーバーのリスニングポート番号。  | 
            
| 
                   [Database] (データベース)  | 
               
                   データベースの名前  | 
            
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                   [Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード)  | 
               
                   データベースユーザー認証データ。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。  | 
            
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                   [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集)  | 
               
                  
  | 
            
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                   [SP Name] (ストアドプロシージャー名)  | 
               
                   ストアドプロシージャーの正確な名前を入力します。  | 
            
| 
                   [Is Function] (ファンクションとして使用) /[Return result in] (結果を返す)  | 
               
                   値のみが返されるようにするには、このチェックボックスをオンにします。 スキーマカラムのリストから返す値を選択します。  | 
            
| 
                   [Parameters] (パラメーター)  | 
               
                   [+]ボタンをクリックして、プロシージャーで必要となる各種[Schema Columns] (スキーマカラム)を選択します。SPスキーマには、プロシージャーで使用されるパラメーターよりも多くのカラムを保持できます。 パラメーターの[Type] (タイプ)を選択します: IN: 入力パラメーター。 OUT: 出力パラメーター/戻り値。 IN OUT: 通常、入力パラメーターはプロシージャー(ファンクション)によって変更された後に値として返されます。 RECORDSET: 入力パラメーターは単一の値ではなく、値のセットとして返されます。  | 
            
詳細設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| [Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター) | 作成するデータベース接続の接続の追加プロパティを指定します。このオプションは、[Basic settings] (基本設定)の[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合は利用できません。 情報メモヒント: 事前定義済みのグローバル変数のリストにアクセスするには、Ctrl + スペースを押します。 
                | 
            
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 | 
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 | 
|---|---|
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                   使用ルール  | 
               
                   このコンポーネントは、中間コンポーネントとして使用されます。開始コンポーネントとしても使用できますが、その場合は入力パラメーターになります。  | 
            
| 
                   [Dynamic settings] (ダイナミック設定)  | 
               
                   [+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。 [Dynamic settings] (ダイナミック設定)テーブルは、[Basic settings] (基本設定)ビューで[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている時のみ利用可能です。ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。 ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、ダイナミックスキーマとコンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義をご覧ください。  | 
            
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                   制限事項  | 
               
                   ストアドプロシージャーの構文は、データベースの構文とマッチしている必要があります。  |