tMysqlLastInsertId
ユーザーがMysqlテーブルに最後に挿入したレコードのプライマリキー値を取得します。
tMysqlLastInsertIdは、最後に挿入したIDを、選択したMySQL接続から取得します。
tMysqlLastInsertIdの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtMysqlLastInsertIdを設定するために使われます。
標準のtMysqlLastInsertIdコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| データベース |
目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
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[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
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[Component list] (コンポーネントリスト) |
現在のジョブに複数の接続が計画されている場合は、該当するtMysqlConnectionコンポーネントをリストから選択します。 |
詳細設定
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
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[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
| 変数 | 説明 |
|---|---|
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グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 |
|---|---|
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使用ルール |
このコンポーネントは、中間コンポーネントとして使用するものです。 情報メモ警告:
このコンポーネントをtMysqlOutputと一緒に使用する場合は、[Advanced Settings] (詳細設定)の[Extend Insert] (挿入を延長)チェックボックスがオンになっていないことをご確認ください。[Extend Insert] (挿入を延長)を使用するとバッチ挿入が可能になりますが、このチェックボックスをオンにしていると、最後のバッチの最後の行のIDのみが返されます。 |
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[Dynamic settings] (ダイナミック設定) |
[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。 ダイナミックパラメーターを定義すると、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Component List] (コンポーネントリスト)ボックスは利用できなくなります。 ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、ダイナミックスキーマとコンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義をご覧ください。 |