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EDIFACTメッセージからのデータの抽出

このシナリオは、サブスクリプションベースのTalend製品にのみ適用されます。

このシナリオでは、入力UN/EDIFACT Customs Cargo (CUSCAR)メッセージファイルのEDIFACT構造を読み取り、スキーマ定義に従ってデータを抽出する単純なジョブについて説明します。抽出データは[Run] (実行)コンソールに表示され、XMLファイルに送信されます。

  • tExtractEDIFieldコンポーネント、tLogRowコンポーネント、tFileOutputXMLコンポーネントを[Palette] (パレット)からデザインワークスペースにドロップします。

  • [Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使用してコンポーネントを接続します。

  • tExtractEDIFieldをダブルクリックして[Basic settings] (基本設定)ビューを表示し、プロパティを定義します。

情報メモ注:

この事例の場合、入力スキーマは[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Metadata] (メタデータ)ノードに保存されて、簡単に取り出せます。メタデータの詳細は、Talend Studioでメタデータを管理をご覧ください。

  • [Property Type] (プロパティタイプ)リストから[Repository] (リポジトリー)を選択し、表示されるフィールドの横にある[...]ボタンをクリックして、[Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスを開きます。

  • [Repository Content] (リポジトリーのコンテンツ)ダイアログボックスで、目的のメタデータ項目(このユースケースではcuscar)を選択し、[OK]をクリックします。

  • [EDI parameters] (EDIパラメーター)エリアで、[EDI filename] (EDIファイル名)フィールドに入力EDIFACTメッセージファイルへの完全パスを入力します。

    このユースケースでは、入力ファイルは99a_cuscar.ediです。

  • [Ignore new line] (新規行を無視)チェックボックスをオンにして、データ処理中に入力ファイル内のキャリッジリターン文字をスキップします。

  • 他のすべてのパラメーターは自動的に取得されるので、そのままにしておきます。

  • tFileOutputXMLコンポーネントをダブルクリックして、[Basic settings] (基本設定)ビューを表示します。

  • [File Name] (ファイル名)フィールドに、生成する出力XMLファイルへの完全パスを入力します。

    このユースケースでは、出力XMLは99a_cuscar_extract.xmlです。

  • その他のパラメーターはそのままにしておきます。

  • ジョブを保存し、F6を押して実行します。

    入力EDIFACT CUSCARメッセージファイルの定義済みデータが取得され、コンソールに表示されて、出力XMLファイルに書き込まれます。

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