Apache Spark BatchのtMysqlOutputプロパティ
これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtMysqlOutputを設定するために使われます。
Spark StreamingのtMysqlOutputコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
また、このコンポーネントを使用すると、RDS AuroraまたはRDS MySQLデータベースにデータを書き込むことができます。
このフレームワークのコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで使用できます。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。 [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。 [Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。 |
[DB Version] (データベースバージョン) |
使用するMySQLのバージョンを選択します。 使用するデータベースがRDS Auroraの場合、Mysql 5を選択する必要があります。 |
このアイコンをクリックすると、データベース接続ウィザードが開き、コンポーネント[Basic settings] (基本設定)ビューに設定したデータベース接続パラメーターが保存されます。 データベース接続パラメーターの設定と保存の詳細は、データベースメタデータを一元管理をご覧ください。 |
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[Use an existing connection] (既存の接続を使用) |
定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 |
[Host] (ホスト) |
データベースサーバーのIPアドレス。 |
[Port] (ポート) |
データベースサーバーのリスニングポート番号。 |
[Database] (データベース) |
データベースの名前。 |
[Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) |
データベースユーザー認証データ。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
[Table] (テーブル) |
書き込まれるテーブルの名前。一度に書き込みができるテーブルは1つだけです。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 |
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[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。 |
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[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。 再利用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。 詳細は、テーブルスキーマを取得をご覧ください。 |
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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詳細設定
[Additional JDBC parameters] (追加のJDBCパラメーター) |
作成するデータベース接続に接続の追加プロパティを指定します。 |
[Use Batch per partition] (パーティションごとにバッチを使用) |
このチェックボックスを選択して、データ処理のバッチモードを有効にします。 情報メモ注:
このチェックボックスは、[Action on data] (データでのアクション)フィールドで[Update] (アップデート)または[Delete] (削除)オプションを選択している場合にのみ使用できます。 |
Batch Size (バッチサイズ) |
各バッチで処理するレコードの数を指定します。 このフィールドは、[Use batch mode] (バッチモードを使用)チェックボックスがオンの場合のみ表示されます。 |
[Connection pool] (接続プール) |
このエリアでは、各Sparkエグゼキューターに、同時に開いたままにする接続の数を制御するための接続プールを設定するために使われます。以下の接続プールパラメーターに与えられているデフォルト値は、ほとんどのユースケースでそのまま利用できます。
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[Evict connections] (接続を無効化) |
このチェックボックスを選択すると、接続プール内の接続を破棄する条件を定義できます。オンにすると、以下のフィールドが表示されます。
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使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、終了コンポーネントとして使用され、入力リンクを必要とします。 このコンポーネントは、MySQLに接続するために同じジョブ内にあるtMysqlConfigurationコンポーネントを使用する必要があります。[Use an existing connection](既存の接続を使用)チェックボックスをオンにし、使用するtMysqlConfigurationコンポーネントを選択する必要があります。 このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメンテーションのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend Data Integrationジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |