Melissa Dataデータファイルに基づいて住所を編集
このジョブでは、tFixedFlowInputコンポーネントを使って、分析する住所データを生成し、tMelissaDataAddressコンポーネントを使って入力スキーマを分析し、tFixedFlowInputコンポーネントで生成された米国の住所を検証、訂正、標準化し、tLogRowコンポーネントを使って、フォーマットされた正しい住所をコンソールに出力します。
情報メモ重要: tMelissaDataAddressは、2023-05以前のMelissa Dataインストーラーからのデータで動作します。2023-06以降からのデータをインストールした場合、ジョブは失敗します。
このシナリオはTalend Data Management Platform、Talend Big Data PlatformTalend Real-Time Big Data Platform、Talend MDM PlatformTalend Data Services Platform、Talend MDM PlatformおよびTalend Data Fabricにのみ適用されます。
始める前に
- 緯度と経度のデータおよびGeoCodeの結果コードを取得します:
- GeoCodeライセンスまたはGeoPointライセンスを購入します。
- GeoPointおよびGeoCodeデータファイルを含むMelissa Dataをインストールします。
- mdAddrライブラリーを含むフォルダーへのパスをシステム環境変数に追加します。
- [No Melissa GeoCoder License Was Purchased] (Melissa GeoCoderのライセンスが購入されませんでした)が選択されている場合、必要なライブラリーは次のとおりです:
- mdAddr.dll
- mdAddrJavaWrapper.dll
- mdRightFielder.dll 入力カラムがAddressのみである場合、このライブラリーが必要となります。
- mdRightFielderJavaWrapper.dll 入力カラムがAddressのみである場合、このライブラリーが必要となります。
- [No Melissa GeoCoder License Was Purchased] (Melissa GeoCoderのライセンスが購入されませんでした)と[The Melissa GeoCoder License Was Purchased] (Melissa GeoCoderのライセンスが購入されました)が選択されている場合、必要なライブラリーは次のとおりです:
- mdGeo.dll
- mdGeoJavaWrapper.dll
- mdAddr.dll
- mdAddrJavaWrapper.dll
- mdRightFielder.dll 入力カラムがAddressのみである場合、このライブラリーが必要となります。
- mdRightFielderJavaWrapper.dll 入力カラムがAddressのみである場合、このライブラリーが必要となります。
java.lang.Error: java.lang.UnsatisfiedLinkError
- [No Melissa GeoCoder License Was Purchased] (Melissa GeoCoderのライセンスが購入されませんでした)が選択されている場合、必要なライブラリーは次のとおりです:
- Linuxでは、システム環境変数を設定した後、変更を反映するためにコンピューターを再起動します。
ジョブを設定
手順
入力コンポーネントを設定
手順
tMelissaDataAddressコンポーネントを設定する
手順
ジョブを保存して実行
手順
ジョブを保存し、[F6]を押して実行します。
タスクの結果
住所の確認と標準化に加えて、tMelissaDataAddressはまた、ストリート名を郵便番号と照合し、地理データを郵便番号と都市情報に照合し、最終的に番地を解析し、さまざまな出力カラムを介してこれらすべての結果を返します。この例は、tMelissaDataAddressコンポーネントによって書き込まれた出力カラムの一部のみを示しています。
- GetAddressKeyは、住所キーを返します。
- GetCountyNameは、郡名を返します。
- GetTimeZoneは、タイムゾーンを返します。
- GetLongitudeは、経度データを返します。
- GetLatitudeは、緯度データを返します。
- GeoCodeResultは、結果コードを返します。
- 出力標準カラムは、標準の会社名、最大2つの番地行、標準の都市名、州名の2文字の略称、郵便番号、および国名の2文字の略称を返します。
-
RESULTS_CODE出力カラムは、処理されたアドレス行ごとの検証コードを返します。これらのコードは、コンマ区切りリストに書き込まれます。各コードは2文字の後に数字が付いています。これらのコードは、さまざまなステータスとエラーを示します。たとえば、AC02コードは州名が都市名と郵便番号の組み合わせを基に修正されていること、AS01コードは番地が有効で配達可能であることを意味します。
結果コードの完全なリスト、およびすべての出力カラムの詳細は、http://www.melissadata.com/をご覧ください。