tLogCatcher
次の3つのいずれかによってトリガーされるログ機能として動作します: ログデータを収集して転送するためのJava例外、tDie、またはtWarn。
コンポーネントtDieおよびtWarnはどちらもコンポーネントtLogCatcherと密接に関連しています。これらのコンポーネントは、一般に、ログデータを収集およびカプセル化し、定義済みの出力に受け渡すためにtLogCatcherコンポーネントと併用した場合に意味をなします。
設定済みのフィールドとメッセージをJavaの例外、tDie、またはtWarnから取得し、次のコンポーネントに受け渡します。
tLogCatcherの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtLogCatcherを設定するために使われます。
標準のtLogCatcherコンポーネントは、ログおよびエラーファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドを定義するものです。 このコンポーネントのスキーマは読み取り専用です。これは、ログデータのプロパティについて説明します。[Edit schema] (スキーマを編集)の横にある[...]ボタンをクリックすると、次のフィールドを含む定義済みのスキーマを表示できます。
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[Catch Java Exception] (Java例外をキャッチ) |
ジョブでJava例外が発生した時にtCatchファンクションをトリガーするには、このチェックボックスを選択します。 |
[Catch tDie] (tDieのキャッチ) |
ジョブでtDieコンポーネントが呼び出された時にtCatchファンクションをトリガーするには、このチェックボックスを選択します。 |
[Catch tWarn] (tWarnのキャッチ) |
ジョブでtWarnコンポーネントが呼び出された時にtCatchファンクションをトリガーするには、このチェックボックスを選択します。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、通常、メインジョブの後に自動的にトリガーされる二次ジョブの開始コンポーネントとして使われます。 |