tDie
ジョブを強制終了する前に、完全なログのtLogCatcherコンポーネントをトリガーします。
コンポーネントtDieおよびtWarnはどちらもコンポーネントtLogCatcherと密接に関連しています。これらのコンポーネントは、一般に、ログデータを収集およびカプセル化し、定義済みの出力に受け渡すためにtLogCatcherと併用した場合に意味をなします。
このコンポーネントは、エラーをスローし、ジョブを強制終了します。警告をスローするだけの場合は、tWarnのドキュメントをご覧ください。
tDieの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtDieを設定するために使われます。
標準のtDieコンポーネントは、ログおよびエラーファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Die message] (強制終了メッセージ) |
ジョブが強制終了される前に表示されるメッセージを入力します。 |
[Error code] (エラーコード) |
必要に応じてエラーコードを整数として入力します。 情報メモ注:
Linuxでは、255より大きい値はエラーコードとして使えません。 |
優先度 |
優先度のレベルを整数で設定します |
詳細設定
[Exit the JVM immediately] (JVMをすぐに終了) | ジョブの終了時にJVMを終了させるためには、このチェックボックスを選択します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
DIE_MESSAGES: dieメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 DIE_CODE: dieメッセージのエラーコード。これはAfter変数で、整数を返します。 DIE_PRIORITY: dieメッセージの優先度。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、開始コンポーネントとして使えません。通常、ログ目的でtLogCatcherと共に使います。 |