このシナリオの2番目のステップは、Icebergテーブルでブランチをマージし、マージ後にそのブランチを削除することです。
このタスクについて
このタスクでは、
Merge branchサブジョブと
Drop branchサブジョブが使用されます。
手順
-
Merge branchサブジョブにあるtIcebergMergeの[Basic settings] (基本設定)ビューから、次のようにパラメーターを設定します:
- [Connection] (接続)ドロップダウンリストから、使用する接続コンポーネントを選択します。この例では、tIcebergConnection_1です。
- [Source type] (ソースタイプ)ドロップダウンリストから、マージアクションを実行するためのデータ取得方法を選択します。この例では、Tableです。
- [Source table name] (ソーステーブル名)パラメーターに、データの取得元としたいIcebergテーブルの名前を入力します。この例では、default.marketing_toclean.branch_cleaned_dataブランチからのテーブルです。
- [Source alias] (ソースエイリアス)パラメーターで、ソーステーブルで使用するエイリアスを入力します。この例では、cleanedです。
- [Target table name] (ターゲットテーブル名)パラメーターに、マージを実行したいIcebergテーブルの名前を入力します。この例では、marketing_tocleanです。
- [Target alias] (ターゲットエイリアス)パラメーターで、ターゲットテーブルで使用するエイリアスを入力します。この例では、tocleanです。
- [Merge ON] (マージON)パラメーターに、ソーステーブルとターゲットテーブルの結合に使用するブール式を入力します。この例では、cleaned.customer_id=toclean.customer_idです。これによって、cleaned_dataブランチからcustomer_idデータをmarketing_tocleanテーブルにマージできます。
- [When matched update] (一致したらアップデート)チェックボックスを選択すると、WHEN MATCHED THEN UPDATE SETステートメントを実行し、[Set clauses] (句リストを設定)パラメーターに句のブール式を入力できます。この例では、membership_type=M.memberhsip_typeです。これによって、membership_typeデータでマージを実行できるようになります。
- 他のパラメーターはそのままにしておきます。
-
[Run] (実行)タブの[Run] (実行)ボタンをクリックし、Merge branchサブジョブを実行します。
cleaned_dataブランチのデータはmarketing_tocleanテーブルにマージされます。
-
Drop branchサブジョブにあるtIcebergTableの[Basic settings] (基本設定)ビューから、次のようにパラメーターを設定します:
- [Property Type] (プロパティタイプ)ドロップダウンリストで、データを格納する場所を選択します。この例では、[Built-in] (組み込み)です。
- [Connection] (接続)ドロップダウンリストから、使用する接続コンポーネントを選択します。この例では、tIcebergConnection_1です。
- [Table name] (テーブル名)フィールドに、ブランチを削除したいテーブルの名前を入力します。この例では、marketing_tocleanです。
- [Action on table] (テーブルでのアクション)ドロップダウンリストから[Alter] (変更)を選択し、続いて[Alter table action] (テーブルアクションを変更)ドロップダウンリストから[drop branch] (ブランチをドロップ)を選択してブランチを削除します。
- [Branch] (ブランチ)フィールドに、削除するブランチの名前を入力します。この例では、cleaned_dataです。
-
[Run] (実行)タブの[Run] (実行)ボタンをクリックし、Drop branchサブジョブを実行します。
cleaned_data Icebergブランチが削除されます。