SAP HANA (データベース)
このセクションでは、データ タスクで SAP HANA ソースを設定する方法について説明します。データ タスクを開始する前に、前提条件 を満たしていることを確認し、 権限 を設定して、 制限と考慮事項 をよく理解しておいてください。
接続プロパティの設定
このセクションでは、使用可能な接続プロパティについて説明します。特に指定がない限り、すべてのプロパティが必要です。
コネクタを開くには、次の手順を実行します。
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[接続] で、[接続を作成] をクリックします。
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SAP HANA (データベース) ソース コネクタを選択し、次の設定を指定します。
データ ソース
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データ ゲートウェイ
データの移動に使用する Data Movement gateway を選択します。
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サーバー: SAP HANA データベース サーバーの IP アドレスまたはホスト名です。
高可用性クラスターに接続するには、[サーバー] 項目にすべてのクラスター ノードとポート番号を指定します。ノードはカンマで区切る必要があります。
例:
12.12.1.123:3033,12.12.1.124:3034
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インスタンス番号: ソース テーブルを含む SAP HANA データベースのインスタンス番号です。
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データベースのアーキテクチャ: データベース アーキテクチャに応じて、シングル テナントまたはマルチ テナントのいずれかを選択します。
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データベース:マルチテナント アーキテクチャのソース データベースの名前です。
アカウントのプロパティ
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ユーザー名: SAP HANA データベースへのアクセスに必要なユーザー名です。
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パスワード: SAP HANA データベースへのアクセスに必要なパスワードです。
SSL オプション
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SSL を有効にする: SSL の有効化を選択し、関連する設定を構成します。
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暗号化プロバイダー: ドロップダウン メニューから暗号化ライブラリ プロバイダーを選択します。
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キーストア ファイル: クライアント ID を含んだ SSL キーストア ファイル。
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トラストストア ファイル: サーバーのパブリック証明書を含んだ SSL トラストストア ファイル。
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証明書にあるサーバー ホスト名: サーバー証明書で指定されたサーバー ホストの名前。これにより、接続が確立されたホスト名ではなく、サーバーの ID を検証します。* をホスト名として指定すると、サーバーのホスト名は検証されません。
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サーバー名の表示: SSL サーバーの名前。
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証明書を検証する: SSL 証明書を検証するには、チェックボックスをオンにします。このステップはオプションですが、セキュリティのために強く推奨します。
CDC のプロパティ
これらの設定の詳細については、「データ変更のキャプチャ」を参照してください。
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スキーマへのCDC テーブルの作成:
attrep_cdc_changes
テーブルを作成したいソース データベースのスキーマの名前。 -
ログのクリーンアップ間隔 (分): 変更レコードを attrep_cdc_changes テーブルから削除する必要があるかどうかを確認する頻度 (分単位) です。
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ログの保存時間 (分): 変更レコードを削除する前に attrep_cdc_changes テーブルに保存される時間 (分単位) です。
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SAP アーカイブ ユーザーのフィルタリング: DELETE 操作をキャプチャしない SAP アプリケーション ユーザーのユーザー名です。ユーザーはカンマで区切る必要があります。
情報メモユーザー リストを編集するには、変更を有効にするために、タスクを停止してから再開する必要があります。
内部プロパティ
内部プロパティは、特殊なユース ケース向けであるため、ダイアログで公開されません。Qlik サポートによって指示があった場合にのみ使用する必要があります。
項目右側にある と ボタンを使用して、必要に応じてプロパティを追加したり削除したりします。
名前
ソース接続の表示名です。