tCyberarkInput
CyberArkボールトに保管されているシークレットオブジェクトのコンテンツ(通常はパスワード)をランタイムで取得します。取得されたコンテンツはAfter変数であるSECRETに格納され、ジョブにある他のコンポーネントからでも参照できます。同コンテンツはまた、[Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使い、secretというカラムで他のコンポーネントに渡すこともできます。
情報メモ注:
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デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。機能マネージャーを使ってインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。
- 8.0.1-R2024-06以降のTalend StudioマンスリーアップデートではCyberArkコンポーネントがスタンドアロンとなり、出力行をサポートしません。前にCyberArkコンポーネントを入力コンポーネントとして使用していた場合は、エラーを回避するために手動でジョブをアップデートし、後続のコンポーネントを削除する必要があります。
このコンポーネントでは次のことを必要とします:
- CyberArkユーザーアカウントがあること。
- パスワードを取得したいマシンに、CyberArkが提供する[Credential provider] (認証情報プロバイダー)がインストールされ、正しく設定されていること。関連情報は、Install the Credential ProviderとCredential Provider Configurationをご覧ください。
- CyberArk Application Password ProviderというWindowsシステムサービスが実行中であること。
- CyberArkが必要とするモジュール(JavaPasswordSDK.jarやcyberark-cp-sdk-custom.jarなど)がインストールされていること。このファイルは、CyberArkのウェブサイト、および[Credential Provider] (認証情報プロバイダー)のインストール先フォルダーにあります。関連情報は、Java Application Password SDKをご覧ください。
- アプリケーション用に金庫が作成され、お使いのユーザーアカウントがその金庫のメンバーとして追加されていること。関連情報は、Build the Environment for the Credential Providerをご覧ください。
- アプリケーションが作成され、お使いのマシンが許可されたマシンとして追加されていること。関連情報は、Manage applicationsをご覧ください。