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tMysqlConnection

指定されたMySQLデータベースへの接続を開き、後続のサブジョブで再利用します。

tMysqlConnectionの標準プロパティ

これらのプロパティは、[標準]ジョブのフレームワークで実行されているtMysqlConnectionを設定するために使われます。

標準tMysqlConnectionコンポーネントは、データベースファミリーとELTファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、動的データベースコネクターの特定のバージョンです。データベース設定に関連するプロパティは、データベースタイプの選択に応じて異なります。動的データベースコネクターについては、DB Genericコンポーネントをご覧ください。

基本設定

プロパティ 説明
データベース

目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。

[Property type] (プロパティタイプ)
  • [Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

  • [Built-in] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

  • [Repository] (リポジトリー): プロパティが保管されるリポジトリーファイルを選択します。後続フィールドは、取得されたデータを使用して自動的に入力されます。

[DB version] (データベースバージョン)

使用するデータベースのバージョンを選択します。

使用するデータベースがRDS Auroraの場合は、Mysql 5 (非推奨)を選択する必要があります。

[Host] (ホスト) データベースサーバーのIPアドレスを入力します。
[Port] (ポート) データベースサーバーのリスニングポート番号を入力します。
データベース 使用するデータベースの名前を選択、または入力します。
[Additional JDBC parameters] (追加のJDBCパラメーター) 作成するデータベース接続に接続の追加プロパティを指定します。
[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード) データベースユーザー認証データを入力します。

パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。

[Use or register a shared DB Connection] (共有データベース接続を使用または登録)

このチェックボックスをオンにして、データベース接続の共有、または親もしくは子ジョブによって共有されているデータベース接続の取得を行い、[Shared DB connection name] (共有データベース接続名)フィールドが表示されたら、共有データベース接続の名前を入力します。これにより、1つのデータベース接続(データベーススキーマの設定は除く)を複数のデータベース接続コンポーネントの間で共有できます。ジョブレベルが異なっていても、親と子のどちらであっても可能です。

このオプションは、tRunJobコンポーネントの[Use dynamic Job] (ダイナミックジョブを使用)および[Use an independent process to run subJob] (サブジョブを独立したプロセスで実行)オプションには対応していません。いずれかのオプションを有効にしてtRunJobコンポーネントで共有接続を使用すると、ジョブが失敗する原因となります。

このチェックボックスは、[Specify a data source alias] (データソースエイリアスを指定)チェックボックスがオンになっている場合は利用できません。

[Specify a data source alias] (データソースエイリアスを指定)

このチェックボックスをオンにし、データソース設定で定義した共有接続プールを使用するために、 Talend Runtime 側で作成したデータソースのエイリアスを指定します。このオプションは、 Talend Runtime 内にジョブをデプロイして実行する時にのみ機能します。

詳細設定

プロパティ 説明
[Auto Commit] (自動コミット)

トランザクションの実行時に変更が自動的にデータベースにコミットされるようにする場合は、このチェックボックスをオンにします。

このチェックボックスがオンの場合は、対応するコミットコンポーネントを使用して変更をデータベースにコミットできません。同様に、対応するコミットコンポーネントの使用中は、このチェックボックスをオフにしておく必要があります。デフォルトでは、自動コミットファンクションは無効になっており、変更は対応するコミットコンポーネントを使用して明示的にコミットする必要があります。

自動コミットファンクションは、各SQLステートメントを実行の直後に1回のトランザクションとしてコミットしますが、コミットコンポーネントは、すべてのステートメントが実行されるまでコミットしません。このため、ジョブ内でトランザクションの管理にゆとりを必要とする場合は、コミットコンポーネントの使用を推奨します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

使用方法

使用方法のガイダンス 説明
使用ルール このコンポーネントは、一般的に、他の[tMysql*]コンポーネント、特にtMysqlCommitおよびtMysqlRollbackコンポーネントと共に使用されます。

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