tFileOutputXMLの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileOutputXMLを設定するために使われます。
標準のtFileOutputXMLコンポーネントは、ファイルファミリーとXMLファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[File name] (ファイル名) |
出力ファイルや使用する変数の名前またはパス。 関連項目:Defining variables from the Component viewをご覧ください。 情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。
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[Incoming record is a document] (受信レコードはドキュメントです) |
前のコンポーネントからのデータがXML形式の場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、[Column list] (カラムリスト)が表示され、データを保持するスキーマの[Document] (ドキュメント)タイプカラムを選択でき、[Row tag] (行タグ)フィールドが非表示になります。 このチェックボックスをオンにすると、[Advanced settings] (詳細設定)ビューで、[Create directory if not exist] (存在しない場合はディレクトリーを作成する)、[Don't generate emply file] (空のファイルを生成しない)、[Trim data] (データの長さを調整)、[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)、リスト[Encoding] (エンコード)のチェックボックスのみが利用できます。 |
[Row tag] (行タグ) |
行ごとにデータとストラクチャーをラップするタグを指定します。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。 |
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[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。 |
[Sync columns] (カラムを同期) | クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、[Row] (行)接続が入力コンポーネントにリンクされている場合にのみ表示されます。 |
詳細設定
[Split output in several files] (出力を複数のファイルに分割) |
出力が大きい場合は、出力を複数のファイルに分割できます。各ファイルには、指定した数の行を含めることができます。 [Rows in each output file] (各出力ファイルの行):各出力ファイルの行数を指定します。 |
[Create directory if not exists] (ディレクトリーがない場合はディレクトリーを作成) | このチェックボックスは、デフォルトで選択されています。必要に応じて、出力XMLファイルを保持するディレクトリーが作成されます。 |
[Root tags] (ルートタグ) |
1つ以上のルートタグを指定して、出力ファイルのストラクチャーとデータ全体をラップします。デフォルトのルートタグはrootです。 |
Output format (出力形式) |
出力フォーマットを定義します。
情報メモ注:
同じカラムが[Output format] (出力フォーマット)テーブルで属性として、[Use dynamic grouping] (動的グルーピングの使用)設定で動的グルーピングの条件として、その両方で選択されている場合、そのカラムには動的グループ設定のみが有効になります。 [Use schema column name] (スキーマカラム名を使用): デフォルトでは、このチェックボックスはすべてのカラムに対してオンになっているため、入力スキーマのカラムラベルがデータラッピングタグとして使われます。カラムの入力スキーマとは異なるタグを使う場合は、そのカラムのこのチェックボックスをオフにし、[Label] (ラベル)フィールドで引用符の間にタグラベルを指定します。 |
[Use dynamic grouping] (動的グルーピングを使う) |
出力カラムを動的にグルーピングする場合は、このチェックボックスを選択します。[+]ボタンをクリックして、1つ以上のグルーピング基準を[Group by] (グループ基準)テーブルに追加します。 [Column] (カラム): グルーピングされた出力行のラップエレメントとして使うカラムを選択します。 [Attribute] (属性ラベル): グループラップエレメントの属性ラベルを引用符の間に入力します。 |
[Custom the flush buffer size] (フラッシュバッファーサイズのカスタマイズ) |
このチェックボックスをオンにして、データがターゲットファイルに書き込まれ、バッファーが空になるまでにバッファーに入れる行数を定義します。 [Row Number] (行数): バッファーする行数を指定します。 |
[Advanced separator (for numbers)] (詳細区切り文字: 数値) |
数値に使用する区切りを変更する場合は、このチェックボックスを選択します。デフォルトでは、桁区切りはコンマ(,)で、小数点区切りはピリオド(.)です。 [Thousands separator] (3桁区切り): 数字3桁の区切り文字を定義します。 [Decimal separator] (小数点区切り): 小数点の区切り文字を定義します。 |
[Encoding] (エンコーディング) |
リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドはデータベースデータ処理の必須フィールドです。サポートされるエンコーディングは、使用しているJVMに応じて異なります。詳細は、https://docs.oracle.comをご覧ください。 |
[Don't generate empty file] (空のファイルを生成しない) | このチェックボックスをオンにすると、空のファイルは生成されません。 |
Trim data (データのトリミング) |
このチェックボックスをオンにすると、テキストの最初と最後のスペースが削除され、連続する複数のスペースがテキスト内の1つのスペースにマージされます。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントでは[Row] (行)リンクを使って他のコンポーネントから渡されたデータを含むXMLファイルを作成します。 |