tSybaseOutputBulk
INSERTクエリーのパラメーターとして使うファイルを準備し、Sybaseデータベースにフィードします。
コンポーネントtSybaseOutputBulkとtSybaseBulkExecは一般に、2ステッププロセスの一部として一緒に使います。最初のステップでは、出力ファイルが生成されます。2番目のステップでは、データベースをフィードするために使用する挿入オペレーションで、このファイルを使用します。これら2つのステップは、tSybaseOutputBulkExecコンポーネント内で融合しています。このコンポーネントについては別のセクションで詳しく説明しています。2つの別々のコンポーネントを使う利点は、データベースにロードする前にデータを変換できることです。
定義済みの区切りおよびSybase標準に基づいて、カラムのあるファイルを書き込みます。
tSybaseOutputBulkの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtSybaseOutputBulkを設定するために使われます。
標準のtSybaseOutputBulkコンポーネントは、データベースァミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| データベース |
目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
|
[Property type] (プロパティタイプ) |
|
|
[File name] (ファイル名) |
生成するファイルの名前。 情報メモ警告:
このファイルは、ローカルマシンまたはLAN上の共有フォルダーに生成されます。 |
|
[Append] (追加) |
このチェックボックスをオンにすると、ファイルの最後に新しい行が追加されます。 |
|
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
|
詳細設定
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
|
[Row separator] (行区切り) |
行を区別するための文字列(例: Unixでは"\n"on)。 |
|
[Field separator] (フィールド区切り) |
フィールドを区切る文字、文字列、または正規表現。 情報メモ警告:
このコンポーネントは、Java構文に完全に準拠しているため、Sybase指向の行/フィールドなどのセパレータ 、たとえば\x09の使用は許可されていません。 |
|
[Include header] (ヘッダーを含める) |
カラムヘッダーをファイルに含めるには、このチェックボックスをオンにします。 |
|
[Encoding] (エンコーディング) |
リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドはデータベースのデータ処理で必須です。 |
|
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
| 変数 | 説明 |
|---|---|
|
グローバル変数 |
NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 |
|---|---|
|
使用ルール |
このコンポーネントでは、関連するjarファイルのインストールが必要です。 このコンポーネントは、tSybaseBulkExecコンポーネントと一緒に使用されます。一緒に使うと、Sybaseデータベースをフィードする時にパフォーマンスが向上します。 |
|
[Component family] (コンポーネントファミリー) |
Databases/Sybase |