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tDSQL4JSON

情報メモ注: デフォルトで、このコンポーネントはTalend Studioと共には出荷されていません。使用するためには、機能マネージャー使ってData Integration > DSQL4JSON機能をインストールする必要があります。 詳細は、機能マネージャーを使って機能をインストールをご覧ください。

DSQLを使ってJSON入力データをJSON出力データに変換します。

tDSQL4JSONの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtDSQL4JSONを設定するために使われます。

標準tDSQL4JSONコンポーネントは、変換処理ファミリーに属しています。

このコンポーネントは、Talend Data Management PlatformTalend Big Data PlatformTalend Real-Time Big Data PlatformTalend Data Services PlatformTalend Data Fabricで利用できます。

このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2025-09以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みである場合に利用できます。詳細は、管理者にお問い合わせください。

基本設定

プロパティ 説明
[Schema] (スキーマ)[Edit Schema] (スキーマを編集) スキーマは行の説明のことで、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールド(カラム)の数を定義するものです。ドロップダウンリストから、スキーマのタイプを選択します:
  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。

[Guess Schema] (推測スキーマ)をクリックすると、ソースコンポーネントからテーブルスキーマが取得されます。

[Script] (スクリプト) 入力JSONデータを変換するDSQLスクリプトを入力してください。DSQLの詳細は、Talend Data Shaping Languageリファレンスガイドをご覧ください。

たとえば、FROM order WHERE shipto.city = 'London' UNNEST item SELECT { orderid, itemno, total_price = quantity * price }というDSQLスクリプトは、ロンドンに出荷されるアイテムのリストを返します。

追加演算子である+を使用する場合は、スクリプトを二重引用符で囲んで入力する必要があります。たとえば、"SELECT a + 1"となります。

スクリプトでは、単一行コメントである//はサポートされていないものの、複数行コメントである/**/はサポートされています。

バイト配列入力とストリーム入力はサポートされていません。

現在のところ、スクリプトではDSQLのオートコンプリートはサポートされていないほか、構文および構文エラーも強調表示されません。

[Enable Test Run] ([実行をテスト]を有効化) このチェックボックスをオンにすると、指定したファイルに対し、DSQLスクリプトの結果をプレビューして検証できます。Sample data fileパラメーター内のファイルを参照し、[Test Run] (実行をテスト)をクリックする必要があります。

[Test Run] (実行をテスト)の出力結果が65535バイトを超える場合は、エラーを回避できるよう、ジョブの実行時にチェックボックスをオフにする必要があります。

詳細設定

プロパティ 説明
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルとコンポーネントレベルでログデータを収集できます。
[Input JSON root name] (入力JSONルート名) スクリプト内でJSON全体の参照として使用する名前を入力します。この名前は一意であること、そして選択された入力JSONデータ内に存在することが必要です。デフォルトの入力名はinです。

たとえば、スクリプト内でSELECTと記述すれば、inはすべての入力JSONデータを指すようになります。

[Input JSON column] (入力JSONカラム) ドロップダウンリストから、ソースコンポーネントスキーマで入力JSONデータが含まれているカラム名を選択します。スキーマにカラムが1つしか含まれていない場合は、そのカラムがデフォルトで使用されます。
[Set output JSON column] (出力JSONカラムを設定) 出力スキーマにカラムが複数含まれている場合は、このチェックボックスを選択してカラムを選択した後、[Output JSON column] (出力JSONカラム)ドロップダウンリストで該当するカラムを選択します。

出力スキーマに単一カラムがある場合は、そのカラムがデフォルトで使用されます。

このチェックボックスをオフのままにしておくと、JSON結果は入力JSONカラムと同じ名前のカラムに設定されます。同じ名前のカラムが存在しない場合は、エラーが表示されます。

[Enable Java functions calls] (Java関数呼び出しを有効化) このチェックボックスを選択すると、DSQLスクリプトでJava関数の呼び出しが有効になります。たとえば、次のメソッドの呼び出しが可能です:
  • Java静的メソッド: java:call(java:call('java.lang.String' , 'valueOf', 100), 'concat', '$')
  • Java非静的メソッド: java:call(java:call(java:new('java.text.SimpleDateFormat', 'yyyy-MM-dd'), 'parse', '2018-10-15'), 'getDate')

グローバル変数

変数 説明

ERROR_MESSAGE

エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。

NB_LINE

処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。

使用方法

使用方法のガイダンス 説明
使用ルール このコンポーネントでは、単一の入力と単一の出力のみがサポートされています。

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