tJavaRowの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtJavaRowを設定するために使われます。
標準のtJavaRowコンポーネントは、カスタムコードファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
プロパティ | 説明 |
---|---|
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
|
[Generate code] (コードの生成) |
[Code] (コード)フィールド内にコードを自動生成するには、このボタンをクリックして、入力スキーマのカラムを出力スキーマのカラムにマッピングします。この生成によって、スキーマの内容は何も変更されません。 このマッピングの原則は、同じカラム名を持つカラムを関連付けることです。次に、生成されたコードを、必要とする実際のマップに応じて変更できます。 |
[Code] (コード) |
データフローの各行に適用するJavaコードを入力します。 |
詳細設定
プロパティ | 説明 |
---|---|
Import |
インポートするJavaコード、および必要に応じて[Basic settings] (基本設定)ビューの[Code] (コード)フィールドで使用されている外部ライブラリーを入力します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
変数 | 説明 |
---|---|
グローバル変数 |
NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 グローバル変数(tFileRowCountのCOUNTなど)を[Code] (コード)ボックスに入力するには、コード全体、つまり、((Integer)globalMap.get("tFileRowCount_COUNT"))を手動で入力する必要があります。 |
使用方法
使用方法のガイダンス | 説明 |
---|---|
使用ルール |
このコンポーネントは、2つの他のコンポーネントの中間として使用されます。これは、入力と出力の両方のコンポーネントにリンクする必要があります。 |
ファンクション |
tJavaRowでは、Talendプログラムに統合できるカスタムコードを入力できます。tJavaRowを使用して、フローの各行に適用するJavaコードを入力できます。 |
目的 |
tJavaRowでは、Java言語を使用して Talend ジョブの機能を拡張できます。 |
[Limitation] (制限事項) |
Java言語の知識が必要です。 |