tDeltaLakeOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtDeltaLakeOutputを設定するために使われます。
標準のtDeltaLakeOutputコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。
基本設定
データベース |
目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 |
[Property Type] (プロパティタイプ) |
接続の詳細を設定する方法を選択します。
[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、他の接続コンポーネントを選択した場合、このプロパティは、利用できません。 |
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このアイコンをクリックすると、データベース接続ウィザードが開き、コンポーネント[Basic settings] (基本設定)ビューに設定したデータベース接続パラメーターが保存されます。 データベース接続パラメーターの設定と保存の詳細は、データベースメタデータを一元管理をご覧ください。 |
[Connection Component] (接続コンポーネント) |
ドロップダウンリストから、接続を再利用するコンポーネントを選択します。 情報メモ警告: このコンポーネントがテーブルに操作を実行するように設定されている場合は、このコンポーネントに対して自動コミットファンクションを有効にして既存の接続を使用ことを強く推奨します。[Advanced settings] (詳細設定)ビューで[Auto Commit] (自動コミット)オプションを選択して、tDeltaLakeConnectionのコンポーネントを使い、このタイプの接続を確立できます。
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JDBC URL |
使用するDelta LakeデータベースのJDBC URL。先頭はjdbc:spark://です(既に表示されています)。Talendが提供する8.0.1 R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合、Delta LakeデータベースのJDBC URLは(既に入力されているとおり)jdbc:databricks//で始まります。 関連情報は、JDBC and ODBC drivers and configuration parametersでConfigure JDBC URLをご覧ください。 情報メモ注: Talendが提供する8.0.1 R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされている場合、Delta Lakeコンポーネントの移行操作は行われません。この場合、既存のジョブのJDBC URLがjdbc:databricks//で始まるよう、そのJDBC URLとその関連設定を手動でアップデートしなければならいことがあります。
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[Drivers] (ドライバー) |
必要なドライバーJARをロードするには、このテーブルに記入してください。これを行うには、テーブルの下の[+]ボタンをクリックして、必要に応じてドライバーJAR用行数を増やします。セルを選択し、セルの右側にある[...]ボタンをクリックして、[Module] (モジュール)ダイアログボックスを開くと使用するドライバーJARを選択できます。Delta Lakeデータベースでは、(既に入力されているとおり)SparkJDBC42-2.6.14.1018.jarというJARドライバーが使われます。Talendが提供する8.0.1 R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合、(既に入力されているとおり)atabricks-jdbc-{version_number}.jarドライバーが使われます。 詳細は、[Importing a database driver] (データベースドライバのインポート)をご覧ください。 情報メモ注: Talendが提供する8.0.1 R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされている場合、Delta Lakeコンポーネントの移行操作は行われません。この場合、既存のジョブでatabricks-jdbc-{version_number}.jarが使われるよう、ドライバーとその関連設定を手動でアップデートしなければならいことがあります。
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[Driver Class] (ドライバークラス) |
指定したドライバーのクラス名を二重引用符で囲んで入力します。SparkJDBC42-2.6.14.1018.jarドライバーの場合、入力する名前はcom.simba.spark.jdbc.Driverです(既に表示されています)。Talendが提供する8.0.1 R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合は、databricks-jdbc-{version_number}.jarドライバーが使われ、入力されるドライバークラスは(既に入力されているとおり)com.databricks.client.jdbc.Driverとなります。 情報メモ注: Talendが提供する8.0.1 R2023-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートがインストールされている場合、Delta Lakeコンポーネントの移行操作は行われません。この場合、既存のジョブでcom.databricks.client.jdbc.Driverというドライバークラスが使われるよう、ドライバークラスとその関連設定を手動でアップデートしなければならいことがあります。
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[User Id] (ユーザーID)と[Password] (パスワード) |
データベースユーザー認証データ。関連情報は、JDBC and ODBC drivers and configuration parametersでUsername and password authenticationをご覧ください。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
[Table Name] (テーブル名) |
データが書き込まれるテーブルの名前。 |
データのアクション |
定義されたテーブルのデータに対して実行する操作を選択します。
情報メモ警告:
[Update] (アップデート)操作と[Delete] (削除)操作のベースとなるプライマリキーとして、少なくとも1つのカラムを指定する必要があります。それには、[Edit Schema] (スキーマを編集)をクリックし、プライマリキーに指定するカラムの横にあるチェックボックスをオンにします。高度な設定を行う場合は、[Advanced settings] (詳細設定)ビューをクリックして、[Update] (アップデート)操作と[Delete] (削除)操作のプライマリキーを同時に定義できます。これを設定するには、以下のようにします:[Use field options] (フィールドオプションを使う)チェックボックスをオンにし、[Key in update column] (アップデートのキーカラム)で、アップデート操作のベースとして使うカラム名の横にあるチェックボックスをオンにします。削除操作についても、Key in deleteカラムで同じようにします。 |
テーブルのデータを消去 |
定義されたアクションを実行する前にテーブル内のデータをクリアするには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
再利用するスキーマに整数またはファンクションのデフォルト値が指定されている場合は、これらのデフォルト値を引用符で囲まないようにご注意ください。引用符で囲まれている場合は手動で削除します。 詳細は、テーブルスキーマを取得をご覧ください。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。
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[Guess Schema] (推測スキーマ) |
このボタンをクリックすると、データベーステーブルのカラムの設定に基づいてスキーマカラムが生成されます。 |
[Die on error] (エラー発生時に強制終了) |
このチェックボックスを選択すると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。 エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。 エラーがスキップされる際、 接続を使って、エラー行を収集できます。 |
[Specify a data source alias] (データソースエイリアスを指定) |
このチェックボックスを選択して、[Data source alias] (データソースエイリアス)フィールドが表示されたら、データソース設定で定義した共有接続プールを使用するために、 Talend Runtime側で作成したデータソースのエイリアスを指定します。このオプションは、 Talend Runtime内にジョブをデプロイして実行する時にのみ機能します。 コンポーネント自体のデータベース設定を使用する場合、データソース接続はコンポーネントの末尾で閉じることになります。これを防ぐには、データソースエイリアスを指定して、共有データベース接続を使用してください。 [Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから、他の接続コンポーネントを選択した場合、このプロパティは、利用できません。 |
詳細設定
[Commit every] (コミットする間隔) |
ノードのバッチがデータベースにコミットされるまでに処理されているべき行数を指定します。 このオプションにより、トランザクションの質(ただしロールバックは含まない)、特に実行時のパフォーマンスの向上が保証されます。 |
[Additional Columns] (追加のカラム) |
このオプションにより、SQLファンクションを呼び出してカラムにアクションを実行できます。ただし、挿入、アップデート、削除のアクションでないこと、特定の事前処理を必要とするアクションでないことが条件です。ドロップの有無を問わず、データベーステーブルを作成する場合はこのオプションは提供されません。
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[Use field options] (フィールドオプションを使用) |
このチェックボックスを選択し、表示される[Fields options] (フィールドオプション)テーブルで、対応するカラムのチェックボックスをオンにして、特にデータに対して複数のアクションが実行されている場合に、リクエストをカスタマイズします。
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[Debug query mode] (デバッグクエリーモード) |
このチェックボックスを選択すると、データベースのエントリーの処理中に各ステップが表示されます。 |
[Use Batch] (バッチを使用) |
このチェックボックスを選択してデータ処理のバッチモードを有効に設定し、[Batch Size] (バッチサイズ)フィールドが表示されたら、各バッチで処理するレコード数を指定します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
[Enable parallel execution] (並列実行を有効化) |
このチェックボックスを選択すると、複数のデータフローを同時に処理することにより、高速データ処理を実行できます。このフィーチャーは、データベースまたは複数の挿入を並行して処理するアプリケーションの機能と、関係するCPUの数に依存します。このチェックボックスをオンにして、表示される[Number of parallel executions] (並列実行の数)フィールドに必要な並列実行の数を指定する必要があります。 情報メモ注: 並列実行が有効になっている場合、グローバル変数を使用して戻り値を取得することはできません。
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グローバル変数
ERROR_MESSAGE |
エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 |
NB_LINE |
処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_LINE_INSERTED |
挿入された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_LINE_UPDATED |
アップデートされた行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_LINE_DELETED |
削除された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_LINE_REJECTED |
リジェクトされた行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
QUERY |
処理されるクエリーステートメント。これはFlow変数で、文字列を返します。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントでは、データベースクエリーの柔軟性によるメリットが提供されており、使用可能なすべてのSQLクエリーが網羅されています。 このコンポーネントは、出力コンポーネントとして使用する必要があります。このコンポーネントを使って、DeltaLakeデータベース内のテーブルまたはテーブルのデータにアクションを実行できます。また、[Row] (行) > [Rejects] (リジェクト)リンクを使用して、エラーのあるデータをフィルタリングするリジェクトフローを作成することもできます。tMysqlOutputの使用例については、リジェクトリンクを使用してエラーデータを取得するをご覧ください。 |
[Dynamic settings] (ダイナミック設定) |
[+]ボタンをクリックしてテーブルに行を追加し、[Code] (コード)フィールドにコンテキスト変数を入力して、ジョブ内で計画した複数の接続からデータベース接続をダイナミックに選択します。この機能は、データストラクチャーが同じでデータベースが異なるデータベーステーブルにアクセスする必要がある場合、特に、Talend Studioを介さずにジョブをデプロイおよび実行する必要がある時など、ジョブの設定を変更できない環境で作業している場合に役立ちます。 ダイナミックパラメーターの定義法を示すユースケースについては、コンテキストベースのダイナミック接続によってデータベースからデータを読み取りと、ダイナミックにロードされた接続パラメーターを使って異なるMySQLデータベースからデータを読み取りをご覧ください。ダイナミック設定とコンテキスト変数の詳細は、ダイナミックスキーマとコンテキストグループを作成し、その中でコンテキスト変数を定義をご覧ください。 |