tAmazonOracleConnection
後続のサブジョブで再利用できる、指定したデータベースへの接続を開きます。
tAmazonOracleConnectionは、現在のトランザクションのデータベースへの接続を開きます。
tAmazonOracleConnectionの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtAmazonOracleConnectionを設定するために使われます。
標準のtAmazonOracleConnectionコンポーネントは、Cloudファミリーとデータベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| データベース | 目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 | 
| [Property type] (プロパティタイプ) | 
 | 
| [Connection type] (接続タイプ) | 使用できるドライバーのドロップダウンリスト: Oracle SID: システム上の特定のデータベースを一意識別するには、この接続タイプを選択します。 | 
| [DB Version] (DBバージョン) | Oracle 11-5が利用可能です。 | 
| [Use tns file] (tnsファイルを使う) | tnsファイルに含まれているコンテキストのメタデータを使う場合は、このチェックボックスをオンにします。 情報メモ注: 
                      1つのtnsファイルに多くのコンテキストが含まれている場合があります。 [TNS File] (TNSファイル): tnsファイルへのパスを手動で入力するか、フィールドの横にある[...]ボタンをクリックしてファイルを参照します。 [Select a DB Connection in Tns File] (Tnsファイルでデータベース接続を選択): [...]ボタンをクリックして、tnsファイルに保持されているすべてのコンテキストを表示し、目的のコンテキストを選択します。 | 
| [Host] (ホスト) | データベースサーバーのIPアドレス。 | 
| [Port] (ポート) | データベースサーバーのリスニングポート番号。 | 
| [Database] (データベース) | データベースの名前。 | 
| [Schema] (スキーマ) | スキーマの名前。 | 
| [Username] (ユーザー名)と[Password] (パスワード) | データベースユーザー認証データ。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 | 
| [Additional JDBC parameters] (追加のJDBCパラメーター) | 作成するデータベース接続の接続の追加プロパティを指定します。 情報メモ注: 
                      エンコーディングパラメーターの設定はこのフィールドで行います。 | 
| [Use or register a shared DB Connection] (共有データベース接続を使用または登録) | このチェックボックスを選択して、データベース接続の共有、または親もしくは子ジョブによって共有されているデータベース接続の取得を行い、[Shared DB Connection Name] (共有データベース接続名)フィールドが表示されたら、共有データベース接続の名前を入力します。これにより、1つのデータベース接続(データベーススキーマの設定は除く)を複数のデータベース接続コンポーネントの間で共有できます。ジョブレベルが異なっていても、親と子のどちらであっても可能です。 このオプションは、tRunJobコンポーネントの[Use dynamic Job] (ダイナミックジョブを使用)および[Use an independent process to run subJob] (サブジョブを独立したプロセスで実行)オプションには対応していません。いずれかのオプションを有効にしてtRunJobコンポーネントで共有接続を使用すると、ジョブが失敗する原因となります。 | 
詳細設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| [Auto Commit] (自動コミット) | トランザクションの実行時に変更が自動的にデータベースにコミットされるようにする場合は、このチェックボックスを選択します。 このチェックボックスがオンの場合は、対応するコミットコンポーネントを使用して変更をデータベースにコミットできません。同様に、対応するコミットコンポーネントの使用中は、このチェックボックスをオフにしておく必要があります。デフォルトでは、自動コミットファンクションは無効になっており、変更は対応するコミットコンポーネントを使用して明示的にコミットする必要があります。 自動コミットファンクションは、各SQLステートメントを実行の直後に1回のトランザクションとしてコミットしますが、コミットコンポーネントは、すべてのステートメントが実行されるまでコミットしません。このため、ジョブ内でトランザクションの管理にゆとりを必要とする場合は、コミットコンポーネントの使用を推奨します。 | 
| [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) | このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 | 
グローバル変数
| 変数 | 説明 | 
|---|---|
| グローバル変数 | ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 | 
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 | 
|---|---|
| 使用ルール | このコンポーネントは、一般的に、他のtAmazonOracle*コンポーネント、特にtAmazonOracleCommitおよびtAmazonOracleRollbackと共に使います。 |