RangeXNPV - スクリプト関数
RangeXNPV() は、キャッシュ フロー明細表に対する正味現在価値を返します。キャッシュ フロー明細表は、定期的である必要はありません。結果は、金額のデフォルトの数値書式で返されます。一連の定期的キャッシュ フローに対する正味現在価値の計算には、RangeNPV 関数を使用します。
構文:
RangeXNPV(discount_rate, values, dates[, Expression])
戻り値データ型: 数値
引数:
- dates: キャッシュ フローの支払いに対応する支払日または支払予定日です。
- discount_rate: 期間あたりの利率。
- values: 支払予定日の日付に対応する単一または一連のキャッシュ フローです。それぞれの値は、3 番目のオプション パラメータを持つレコード間関数によって返される、単一値または値域を表している可能性があります。一連の値は、少なくとも 1 つの正の値と 1 つの負の値を含む必要があります。
制限事項:
テキスト値、NULL 値、欠損値は無視されます。
すべての支払いは、年 365 日計算で割り引かれます。
例1:
RangeXNPV(0.1, -2500,'2008-01-01',2750,'2008-09-01') は 80.25 を返します
例2:
ドキュメントに例のスクリプトを追加して実行します。その後、結果列に含まれている項目をドキュメントのシートに追加して結果を表示します。
RangeTab3:
LOAD *,
recno() as RangeID,
RangeXNPV(Field1,Field2,Field3) as RangeNPV;
LOAD * INLINE [
Field1|Field2|Field3
10|5|-6000
2|NULL|7000
8|'abc'|8000
18|11|9000
5|5|9000
9|4|2000
] (delimiter is '|');
結果テーブルには、テーブルの各レコードに対する RangeXNPV の戻り値が表示されます。
RangeID | RangeXNPV |
---|---|
1 | $-49.13 |
2 | $777.78 |
3 | $98.77 |
4 | $25.51 |
5 | $250.83 |
6 | $20.40 |