メイン コンテンツをスキップする 補完的コンテンツへスキップ

マルチ KPI チャート

マルチ KPI チャート (Multi KPI) は、さまざまなの値の複数の KPI 値を示すことができるビジュアライゼーションです。各値は、さまざまな条件付き書式設定を使用して個別にカスタマイズできます。これにより、目標を容易に表示および追跡することできます。これは、Visualization bundle に含まれています。

  • このチャートでは、複数のメジャーと 1 つの軸を使用して KPI を表示します。
  • 最大で 15 のメジャーと 80 の値を同時に表示できます。

  • すべての KPI 値は、グループ化するか、個別に表示できます。
  • それぞれの値は、色、アイコン、ラベル、フォント サイズ、配置、スタイル、異なるシートへのリンクなどを使用して個別にカスタマイズ可能です。
  • このチャートは、グラフィックスの追加、チャートへのオブジェクトの埋め込み、メジャーの情報グラフィック表示に対応しています。

使用に適しているケース

マルチ KPI チャートは、目標パフォーマンスの表示、理解、追跡を簡単に行おうとする場合に便利です。また、条件付き書式設定を使用して個々の KPI 値をカスタマイズする場合にも役立ちます。KPI を別々のシートにリンクし、オブジェクトを挿入して情報またはデータを表すことができます。

マルチ KPI チャートの作成

マルチ KPI チャートは、編集中のシートで作成できます。

  1. 詳細編集モードのアセット パネルから、[カスタム オブジェクト] > Visualization bundle を開き、[マルチ MPI] オブジェクトをシートにドラッグします。
  2. [メジャーを追加] ボタンをクリックし、KPI チャートのメイン メジャーを選択します。メイン メジャーと、選択したメジャーの KPI 値が表示されます。
  3. プロパティ パネルの [データ] > [軸] で、[追加] をクリックし、軸を選択します。

メジャーと軸を選択すると、マルチ KPI チャートが表示されます。

 

軸 (City) の異なる値のメジャー (Margin %) を表示したチャート。

軸ごとに異なる値を示す 1 つのメジャーを使用したマルチ KPI。

メジャーの追加

プロパティ パネルの [データ] > [軸] で、チャートに軸を追加することができます。追加したメジャーを反映してチャートが更新されます。最大で 15 のメジャーと 80 の値を同時に表示できます。メイン メジャーは常に、軸ごとに表示されるリストの最上位のメジャーとして表示されます。追加したメジャーは、初期 KPI 値の下に入力順に表示されます。

 

軸 (City) ごとにグループ化された 2 つのメジャー (Margin %、Quantity) によるチャート。

軸ごとにグループ化された 2 つのメジャーを使用したマルチ KPI。

KPI のカスタマイズ

KPI 値とメジャーは、条件付き設定を 1 つ以上使用してカスタマイズできます。いくつかの KPI をまとめて追加し、それらをグループ化して、さまざまなシートにリンクすることができます。また、テキスト、色、アイコン、グラフィックなどの 1 つ以上の条件付き設定を使用して差別化することにより、KPI 値を別個に設定することもできます。

条件付き設定のオプションについては、「KPI のカスタマイズ」を参照してください。

スタイルのカスタマイズ

[詳細オプション] をオンにすると、プロパティ パネルの [スタイル] に多数のスタイル指定オプションが表示されます。

チャートのスタイル指定をさらにカスタマイズするには、[スタイル] > [プレゼンテーション] で [スタイル指定] をクリックします。 各セクションの横にある をクリックすると、スタイルをリセットできます。[すべてをリセット] クリックすると、スタイル指定パネルで利用可能なすべてのタブのスタイルがリセットされます。

個々のビジュアライゼーションのスタイル指定に関する一般的な情報については、「 ビジュアライゼーションへのカスタム スタイル指定の適用」を参照してください。

テキストのカスタマイズ

[スタイル] > [基本設定] で、タイトル、サブタイトル、脚注のテキストを設定できます。これらの要素を非表示にするには、[タイトルを表示] をオフにします。

チャートの異なるラベルの可視性は、チャートごとの設定とラベル表示オプションによって異なります。これらはプロパティ パネルで構成できます。

チャートに表示されるテキストのスタイルを指定できます。

  1. [詳細オプション] をクリックします。

  2. プロパティ パネルで、 [スタイル] セクションを展開します。

  3. [外観] > [プレゼンテーション] で、[スタイル指定] をクリックします。

  4. [基本設定] タブで、次のテキスト要素のフォント、強調スタイル、フォント サイズ、色を設定します。

    • タイトル

    • サブタイトル

    • 脚注

背景のカスタマイズ

チャートの背景をカスタマイズできます。背景は、色と画像で設定できます。

  1. [詳細オプション] をクリックします。

  2. プロパティ パネルで、 [スタイル] セクションを展開します。

  3. [スタイル] > [プレゼンテーション] で、[スタイル指定] をクリックします。

  4. スタイル指定パネルの [一般] タブでは、背景色 (単一色または数式) を選択できます。メディア ライブラリまたは URL から画像を背景に設定することもできます。

    情報メモ

    URL から背景画像を追加するには、URL のオリジンをテナントのコンテンツ セキュリティ ポリシーの許可リストに追加する必要があります。img-src の [ディレクティブ] を使用してオリジンを追加する必要があります。これはテナント管理者によって実行されます。

    詳細については、「CSP エントリの作成」を参照してください。

    背景色を使用する場合は、スライダーを使用して背景の不透明度を調整します。

    背景画像を使用する際、画像のサイズや位置を調整できます。

境界線と影のカスタマイズ

チャートの境界線と影をカスタマイズできます。

  1. [詳細オプション] をクリックします。

  2. プロパティ パネルで、 [スタイル] セクションを展開します。

  3. [外観] > [プレゼンテーション] で、[スタイル指定] をクリックします。

  4. スタイル パネルの [一般] タブの [境界線] で、 [枠線] のサイズを調整してチャートの周囲の境界線を増減します。

  5. 境界線の色を選択します。

  6. [角の半径] を調整して、境界線の丸みを制御します。

  7. [一般] タブの [] で、影のサイズと色を選択します。 影を消す場合は、 [None] (なし) を選択します。

制限事項

全般的な制限事項については、「制限事項」を参照してください。

マルチ KPI チャートを Qlik NPrinting レポートで使用することはできません。

詳細を見る

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツに、タイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合は、お知らせください。改善に役立たせていただきます。