tJoin
メインデータフローとルックアップフローの間に内部結合と外部結合を実行します。
tJoinは、複数のカラムに完全一致を実行することで、2つのテーブルを結合します。また、メインフローからのカラムをルックアップフローからの参照カラムと比較し、メインフローデータまたはリジェクトデータを出力します。
tJoinの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtJoinを設定するために使われます。
標準のtJoinコンポーネントは、変換処理ファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
プロパティ | 説明 |
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[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
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[Include lookup columns in output] (ルックアップカラムを出力に含める) |
定義するルックアップカラムを出力フローに含めるには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Input key attribute] (入力キー属性) |
参照(ルックアップ)キーカラムを基にチェックする必要のあるメインフローからカラムを選択します。 |
[Lookup key attribute] (ルックアップキー属性) |
入力フローからのカラムを比較する参照元として使用するルックアップキーカラムを選択します。 |
[Inner join (with reject output)] (内部結合(リジェクト出力付き)) |
最初に2つのテーブルを結合し、リジェクトデータをメインフローから収集するには、このチェックボックスをオンにします。 |
詳細設定
プロパティ | 説明 |
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[tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。 |
グローバル変数
変数 | 説明 |
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グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用方法のガイダンス | 説明 |
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使用ルール |
このコンポーネントは、開始可能でなく、2つの入力コンポーネントと1つ以上の出力コンポーネントを必要とします。 |