tVectorWiseInput
定義された順序でDBクエリーを実行します。これはスキーマ定義に完全に対応している必要があります。
tVectorWiseInputではデータベースを読み取り、クエリーに基づいてフィールドを抽出します。[Main] (メイン)行リンクを使ってフィールドリストを次のコンポーネントに渡します。
- このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1 R2023-02以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
 - Vectorwiseのコンポーネントを搭載したTalend Studioの旧バージョンからのアップグレードを予定している場合は、アップグレード処理を開始する前に、Talend Studio 8.0.1 R2023-02マンスリーアップデートを適用していることを確認してください。
 
tVectorWiseInputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtVectorWiseInputを設定するために使われます。
標準のtVectorWiseInputコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| データベース | 
                目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。  | 
         
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                   [Property type] (プロパティタイプ)  | 
               
                  
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                   | 
               
                   このアイコンをクリックすると、データベース接続ウィザードが開き、コンポーネント[Basic settings] (基本設定)ビューに設定したデータベース接続パラメーターが保存されます。 データベース接続パラメーターの設定と保存の詳細は、データベースメタデータを一元管理をご覧ください。  | 
            
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                   [Use an existing connection] (既存の接続を使用)  | 
               
                   定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。 情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。  
               
 ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、データベース接続を共有をご覧ください。  | 
            
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                   [Server] (サーバー)  | 
               
                   データベースサーバーのIPアドレス。  | 
            
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                   [Port] (ポート)  | 
               
                   DBサーバーのリスニングポート番号。  | 
            
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                   [Database] (データベース)  | 
               
                   データベースの名前。  | 
            
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                   Username (ユーザー名)とPassword (パスワード)  | 
               
                   データベースユーザーの認証情報。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。  | 
            
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                   [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集)  | 
               
                  
  | 
            
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                   [Table name] (テーブル名)  | 
               
                   読み取るテーブルの名前。  | 
            
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                   [Query type] (クエリータイプ)と[Query] (クエリー)  | 
               
                   DBクエリーを入力し、フィールドの順序がスキーマの順序と一致することを確認します。 ダイナミックスキーマ機能を使用する場合、SELECTクエリーには、選択したテーブルからすべてのカラムを取得するため*ワイルドカードを含める必要があります。  | 
            
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                   [Guess Query] (クエリーを推測)  | 
               
                   このボタンをクリックして、 [Query] (クエリー)フィールドのテーブルスキーマに対応するクエリーを生成します。  | 
            
| 
                   [Guess Schema] (推測スキーマ)  | 
               
                   このボタンをクリックして、テーブルからスキーマを取得します。  | 
            
詳細設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| [Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター) | 作成するデータベース接続に追加のJDBCパラメーターを指定します。 このプロパティは、[Basic settings] (基本設定)で[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合は利用できません。  | 
         
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                   [Trim all the String/Char columns] (すべての文字列/文字カラムをトリミング)  | 
               
                   すべてのStringカラム/Charカラムの先頭や末尾の空白を削除する場合は、このチェックボックスを選択します。  | 
            
| 
                   [Trim column] (カラムをトリミング)  | 
               
                   先頭と末尾の空白を削除するカラムを定義します。  | 
            
| 
                   [tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計)  | 
               
                   このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。  | 
            
グローバル変数
| 変数 | 説明 | 
|---|---|
| 
                   グローバル変数  | 
               
                   NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 QUERY: 処理されているクエリーステートメント。これはFlow変数で、文字列を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。  | 
            
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 | 
|---|---|
| 
                   使用ルール  | 
               
                   このコンポーネントでは、Verticaデータベースで使えるすべてのSQLクエリーが網羅されています。  | 
            
| 制限事項 | 
                   ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Talend StudioのIntegrationパースペクティブにある[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。  |