tOracleOutputBulk
定義済みの区切りおよびOracle標準に基づいて、カラムのあるファイルを書き込みます。
tOracleOutputBulkコンポーネントとtOracleBulkExecコンポーネントは、2ステップのプロセスで一緒に使われます。最初のステップでは、出力ファイルが生成されます。2番目のステップでは、データベースをフィードするために使用する挿入オペレーションで、このファイルを使用します。これら2つのステップは、tOracleOutputBulkExecコンポーネント内で融合しています。このコンポーネントについては別のセクションで詳しく説明しています。2つの別々のステップを使用する利点は、データベースにロードする前にデータを変換できることです。
tOracleOutputBulkの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtOracleOutputBulkを設定するために使われます。
標準のtOracleOutputBulkコンポーネントは、データベースファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
| データベース | 
                目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。  | 
         
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                   [Property type] (プロパティタイプ)  | 
               
                  
  | 
            
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                   [File name] (ファイル名)  | 
               
                   生成するファイルの名前。 情報メモ警告: 
                      
               このファイルは、ローカルマシンまたはLAN上の共有フォルダーに生成されます。  | 
            
| 
                   [Append] (追加)  | 
               
                   このチェックボックスをオンにすると、ファイルの最後に新しい行が追加されます。  | 
            
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                   [Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集)  | 
               
                  
  | 
            
詳細設定
| プロパティ | 説明 | 
|---|---|
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                   [Advanced separator (for number)] (高度な区切り文字:数値)  | 
               
                   数値に使う区切りを変更するには、このチェックボックスをオンにします。 [Thousands separator] (桁区切り): 数字3桁の区切りを定義します。 [Decimal separator] (小数点区切り): 小数点の区切りを定義します。  | 
            
| 
                   [Field separator] (フィールド区切り)  | 
               
                   フィールドを区切る文字、文字列、正規表現のいずれか。  | 
            
| 
                   [Row separator] (行区切り)  | 
               
                   行を区切るための文字列(例: Unixでは"\n"on)。  | 
            
| 
                   [Encoding] (エンコーディング)  | 
               
                   リストからエンコーディングを選択するか、[CUSTOM] (カスタム)を選択して、手動で定義します。このフィールドはデータベースのデータ処理で必須です。  | 
            
| 
                   [Bulk file parameters] (バルクファイルパラメーター)  | 
               
                   メモリサイズに応じてパフォーマンスを向上させるために、パラメーター[Buffer Size] (バッファーサイズ)および[StringBuilder Size] (StringBuilderサイズ)を設定するために使われます。  | 
            
| 
                   [tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)  | 
               
                   このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。  | 
            
グローバル変数
| 変数 | 説明 | 
|---|---|
| 
                   グローバル変数  | 
               
                   NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。  | 
            
使用方法
| 使用方法のガイダンス | 説明 | 
|---|---|
| 
                   使用ルール  | 
               
                   このコンポーネントは、tOracleBulkExecコンポーネントと共に使います。一緒に使うと、Oracleデータベースをフィードする時にパフォーマンスが向上します。  | 
            
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                   [Component family] (コンポーネントファミリー)  | 
               
                   データベース/Oracle  |