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tOracleValidRowsの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行さているtOracleValidRowsを設定するために使われます。

標準tOracleValidRowsコンポーネントは、データクオリティファミリーとデータベースファミリーに属しています。

このコンポーネントは、Talend Data Management PlatformTalend Big Data PlatformTalend Real-Time Big Data PlatformTalend Data Services PlatformTalend MDM PlatformおよびTalend Data Fabricで使用できます。

情報メモ注: このコンポーネントは、動的データベースコネクターの特定のバージョンです。データベース設定に関連するプロパティは、データベースタイプの選択に応じて異なります。動的データベースコネクターについては、DB Genericコンポーネントをご覧ください。

基本設定

データベース

目的のデータベースタイプをリストから選択し、[Apply] (適用)をクリックします。

[Validation type] (検証タイプ)

[Regex pattern validation] (正規表現パターンの検証)または[DQ rule validation] (DQルールの検証)のいずれか。
  • [Regex pattern validation] (正規表現パターンの検証): データベース内のデータを正規表現パターンに基づいて検証します。

  • [DQ rule validation] (DQルールの検証): データベース内のデータをDQルールに基づいて検証します。

[Regex pattern validation] (正規表現パターンの検証)

  • [Analyzed column] (分析カラム): 分析するカラムをスキーマリストから選択します。

  • [Custom pattern] (カスタムパターン): このチェックボックスをオンにして、DB行をチェックするための独自のカスタマイズされた正規表現を手動で定義します。
  • [Pattern list] (パターンリスト): パターンリストからDB行をチェックするためのパターンを選択します。

[DQ rule validation] (DQルールの検証)

  • [DQ rule list] (DQルールリスト): DB行をチェックするためのルールをリストから選択します。

  • [Query type] (クエリータイプ): [Buiilt-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
    1. [Built-in] (組み込み): 手動でクエリーステートメントを入力するか、SQLBuilderを使ってグラフィカルに作成します。
    2. [Repository] (リポジトリー): リポジトリーに保管されている関連クエリーを選択します。[Query] (クエリー)フィールドはそれに従って入力されます。
  • [Guess query] (クエリーを推測): [Guess Query] (クエリーを推測)ボタンをクリックして、クエリーフィールド内のテーブルスキーマに対応するクエリーを生成します。

  • [Guess Schema] (推測スキーマ): [Guess Schema] (推測スキーマ)ボタンをクリックして、テーブルからスキーマを取得します。

  • [Query] (クエリー): DBクエリーを入力します。フィールドの順序に気を付けて、スキーマ定義と一致するようにしてください。

[Property type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

 

[Built-in] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。後続するフィールドは、取得されたデータを使用して事前に入力されます。

[Use existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスを選択して、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

WALLETタイプの接続は、tCreateTableコンポーネント、tOracleInputコンポーネント、tOracleOutputコンポーネントでのみ使用されます。起こりうるエラーを防止できるよう、選択した接続がWALLETタイプでないことを確認してください。

情報メモ注: ジョブに親ジョブと子ジョブが含まれている時は、親ジョブと子ジョブの間の既存の接続を共有したい場合(たとえば、親ジョブで作成した接続を子ジョブと共有するなど)には、次のように実行します。
  1. 親レベルで、共有するデータベース接続を、そのデータベース接続そのものを作成する接続コンポーネントの[Basic settings] (基本設定)ビューに登録します。
  2. 子レベルで、登録済みのそのデータベース接続を読み取るために専用の接続コンポーネントを使用します。

ジョブレベル全体でデータベース接続を共有する方法の例は、データベース接続を共有をご覧ください。

[Connection Type] (接続タイプ)

使えるドライバーのドロップダウンリスト:

[DB Version] (データベースバージョン)

使用しているOracleバージョンを選択します。

[Host] (ホスト)

データベースサーバーのIPアドレス。

[Port] (ポート)

データベースサーバーのリスニングポート番号。

[Database] (データベース)

データベースの名前。

[Oracle schema] (Oracleスキーマ)

Oracleスキーマの名前。

[Username] (ユーザー名)[Password] (パスワード)

データベースユーザー認証データ。

パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。

 

[Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保存されているため、必要な時に再利用できます。[Basic settings] (基本設定)タブにあるコンポーネントスキーマの詳細は、[Basic settings] (基本設定)をご覧ください。

[Table Name] (テーブル名)

読み取るテーブルの名前を入力します。

[Where clause] (Where句)

WHERE句を入力して、テーブル内に行フィルターを定義します。

テーブル内の分析する行をフィルタリングするには、WHERE句を使用します。このWHERE句で、指定した条件に一致する有効なデータと無効なデータを取得できます。

詳細設定

[Additional JDBC Parameters] (追加のJDBCパラメーター)

作成するデータベース接続の接続の追加プロパティを指定します。このオプションは、[Basic settings] (基本設定)[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオンになっている場合は利用できません。

情報メモ注:

事前定義済みのグローバル変数のリストにアクセスするには、Ctrl + スペースを押します。

[Convert XML type to Java Type] (XML型をJava型に変換)

このチェックボックスをオンにしてから、テーブルを使い、定義されたカラムのタイプをJavaタイプに変換します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Use cursor] (カーソルの使用)

このチェックボックスをオンにすると、指定された時に作業する行数を指定できます。このオプションにより、パフォーマンスを最適化できます。

[Trim all the String/Char columns] (すべての文字列/文字カラムをトリミング)

すべてのStringカラム/Charカラムの先頭や末尾の空白を削除する場合は、このチェックボックスを選択します。

[Trim column] (カラムをトリミング)

定義されたカラムから先頭や末尾の空白を削除します。

情報メモ注:

[Trim column] (カラムをトリミング)を有効にするには、[Trim all the String/Char columns] (すべての文字列/文字カラムをトリミング)をオフにします。

[No null values] (null値なし)

null値がない場合にこのボックスをオンにすると、パフォーマンスが向上します。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

QUERY: 処理されているクエリーステートメント。これはFlow変数で、文字列を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。

変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、開始または中間ステップとして使用できます。出力フローが必要です。

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