tFileOutputJSONの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileOutputJSONを設定するために使われます。
標準のtFileOutputJSONコンポーネントは、ファイルファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
File name (ファイル名) |
出力ファイルの名前とパス。 情報メモ警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。
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[Generate an array json] (配列jsonを生成する) |
配列のJSONファイルを生成するには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Name of data block] (データブロックの名前) |
書き込むデータブロックの名前を二重引用符で囲んで入力します。 このフィールドは、[Generate an array json] (配列jsonを生成する)チェックボックスがオンの場合に消えます。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
このコンポーネントは、ダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、ダイナミックスキーマをご覧ください。 ダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得するしくみになっており、その他の目的には使用しないことをお勧めします。テーブルの作成には推奨しません。 情報メモ注: ダイナミックスキーマに対するサポートは、Talend 8.0.1 R2022-05以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
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[Sync columns] (カラムを同期) |
クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、[Row] (行)接続が出力コンポーネントにリンクされている場合にのみ表示されます。 |
詳細設定
[Create directory if not exists] (ディレクトリーがない場合はディレクトリーを作成) |
このチェックボックスはデフォルトで選択されています。このオプションは、出力ファイルが存在しない場合は、出力ファイルを保持するディレクトリーを作成します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントを使用して、受け取ったデータをJSONストラクチャー化出力ファイルに書き換えます。 |