tJMSOutputの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtJMSOutputを設定するために使われます。
標準のtJMSOutputコンポーネントは、インターネットファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で使用できます。
基本設定
[Module List] (モジュールリスト) |
使用するライブラリーをリストから選択します。 |
[Context Provider] (コンテキストプロバイダー) |
コンテキストURLを入力します。サンプル: com.tibco.tibjms.naming.TibjmsInitialContextFactory。ただし、使用するJMSサーバーに応じて構文が変わる場合があるのでご注意ください。 |
[Server URL] (サーバーURL) |
構文を守りながら、サーバーURLを入力します。サンプル: tibjmsnaming://localhost:7222。 |
[Connection Factory JDNI Name] (接続ファクトリのJDNI名) |
JDNI名を入力します。 |
[Use Specified User Identity] (ユーザーアイデンティティを使用) |
ログインが必要な場合は、チェックボックスをオンにしてログインとパスワードを入力します。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
[Message Type] (メッセージタイプ) |
メッセージのタイプを選択します: [Topic] (トピック)または[Queue] (キュー)。 |
[To] (宛先) |
サーバーが予期しているメッセージのターゲットを入力します。 |
[Processing Mode] (処理モード) |
メッセージの処理モードを選択します。 [Raw Message] (生のメッセージ)または[Message Content] (メッセージコンテンツ) |
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。 tJMSOutputスキーマは読み取り専用です。1つのカラム: [Message] (メッセージ)で構成されています。 |
詳細設定
[Delivery Mode] (配信モード) |
データ配信の品質を確保するために、配信モードをこのリストから選択します。 [Not Persistent] (持続しない): このモードでは、データ交換中にデータ損失が発生する可能性があります。 [Persistent] (持続する): このモードでは、メッセージ配信の整合性が保証されます。 |
[Properties] (プロパティ) |
表の下にあるプラスボタンをクリックして行を追加し、その行にJDNI InitialContextプロパティ(ユーザー認証用のユーザー名とパスワードなど)を指定します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。 Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。 フィールドまたは式に変数を入力する場合は、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、使用する変数を選択します。 変数の詳細は、コンテキストと変数を使用をご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、一般に出力コンポーネントとして使用されます。入力コンポーネントにリンクする必要があります。 |
制限事項 |
JMSサーバーが起動していることを確認します。 ライセンスの互換性の問題のため、このコンポーネントの使用に必要な1つ以上のJARが提供されていません。この特定のコンポーネントに不足しているJARをインストールするには、Component (コンポーネント)タブビューの[Install] (インストール)ボタンをクリックします。Talend StudioのIntegrationパースペクティブにある[Modules] (モジュール)タブでも、不足しているすべてのJARを簡単に見つけて追加できます。詳細は、外部モジュールをインストールをご覧ください。 |