Apache Spark StreamingのtElasticSearchConfigurationプロパティ
これらのプロパティは、Spark Streamingジョブのフレームワークで実行されているtElasticSearchConfigurationを設定するために使われます。
Spark StreamingのtElasticSearchConfigurationコンポーネントは、ElasticSearchファミリーに属しています。
このコンポーネントはTalend Real-Time Big Data PlatformとTalend Data Fabricで利用できます。
基本設定
[Nodes] (ノード) |
使用するElasticsearchシステムをホストしているクラスターのロケーションを入力します。 [Nodes] (ノード)パラメーターは必須で、Elasticsearchに接続するElasticsearchコンポーネント(すなわちtElasticSearchInputとtElasticSearchOutput)がElasticsearchノードクライアントを使う場合のみ最終的に考慮されます。 ElasticsearchノードクライアントとElasticsearchトランスポートクライアントについては、https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/guide/current/_transport_client_versus_node_client.htmlをご覧ください。 |
[Transport addresses] (住所の転送) |
コンポーネントを接続する必要のあるElasticsearchノードのアドレスを入力します。 このパラメーターは、Elasticsearchジョブ(正確にはジョブ内のtElasticSearchLookupInput)が、使用するElasticsearchクラスターへの接続でElasticsearchトランスポートクライアントを使う時に必要です。Elasticsearchトランスポートクライアントを使わない場合は、このフィールドの二重引用符(" ")を空のままにしておきます。 ElasticsearchノードクライアントとElasticsearchトランスポートクライアントについては、https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/guide/current/_transport_client_versus_node_client.htmlをご覧ください。 |
[Cluster name] (クラスター名) |
使用するElasticsearchクラスターの名前を入力します。 このパラメーターは、Elasticsearchジョブ(正確にはジョブ内のtElasticSearchLookupInput)が、使用するElasticsearchクラスターへの接続でElasticsearchトランスポートクライアントを使う時に必要です。Elasticsearchトランスポートクライアントを使わない場合は、このフィールドの二重引用符(" ")を空のままにしておきます。 |
SSL/TLSの使用 |
SSLまたはTLS暗号化接続を有効にする場合は、このチェックボックスを選択します。 次に、同じジョブ内のtSetKeyStoreコンポーネントを使用して暗号化情報を指定する必要があります。 |
[User authentication] (ユーザー認証) |
使用するElasticsearchシステムで認証情報が必要な場合は、このチェックボックスを選択して認証情報を入力します。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
設定 |
アクションをさらにカスタマイズするには、Elasticsearchで受け入れられているパラメーターを追加します。 たとえば[Key] (キー)カラムにes.mapping.idと、[Value] (値)カラムにtrueとそれぞれ入力し、ドキュメントのフィールド/プロパティ名にドキュメントIDが含まれるようにします。入力する情報は二重引用符で囲む必要があります。 使えるパラメーターのリストは、https://www.elastic.co/guide/en/elasticsearch/hadoop/master/configuration.htmlをご覧ください。 |
詳細設定
[Connection pool] (接続プール) |
このエリアでは、各Sparkエグゼキューターに、同時に開いたままにする接続の数を制御するための接続プールを設定するために使われます。以下の接続プールパラメーターに与えられているデフォルト値は、ほとんどのユースケースでそのまま利用できます。
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[Evict connections] (接続を無効化) |
このチェックボックスを選択すると、接続プール内の接続を破棄する条件を定義できます。オンにすると、以下のフィールドが表示されます。
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使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、他のコンポーネントに接続せずに使用されます。 設定がランタイムにジョブ全体で使われるよう、tElasticsearchConfigurationを、実行するElasticsearch関連のサブジョブと共に同じジョブにドロップします。
このコンポーネントは、所属するSpark Streamingのコンポーネントのパレットと共に、Spark Streamingジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメンテーションのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend Data Integrationジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |