クラウドデプロイメント用のtDataprepRunの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtDataprepRunのクラウドバージョンを設定するために使われます。
標準のtDataprepRunコンポーネントは、Talend Data Preparationファミリーに属しています。
tDataprepRunコンポーネントのクラウドデプロイメントバージョンを使用するためには、コンポーネントの基本設定にある[Deployment] (デプロイメント)ドロップダウンリストから[Cloud] (クラウド)を選択します。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのTalend製品で使用できます。
基本設定
デプロイメント |
ドロップダウンリストから現在のデプロイメントタイプ(この場合は[Cloud] (クラウド)を選択し、[Apply] (適用)をクリックします。 この設定では、Talend Cloudではデータが転送されず、プレパレーションはローカルで実行されます。 |
プロパティタイプ |
[Built-in] (組み込み)または[Repository] (リポジトリー)のいずれか。
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[Data Preparation server] (Data Preparationサーバー) |
ドロップダウンリストから、該当リージョンのデータセンターを選択します:
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[Authentication type] (認証タイプ) |
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[Login] (ログイン) |
Talend Cloud Data Preparationアプリケーションへのログインに使用するメールアドレスを入力します。 このフィールドは、[Authentication type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから[Basic] (基本)を選択した場合のみ利用できます。 |
[Password] (パスワード) |
[...]ボタンをクリックして、Talend Cloud Data Preparationアプリケーションのユーザーパスワードを二重引用符で囲んで入力します。 このフィールドは、[Authentication type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから[Basic] (基本)を選択した場合のみ利用できます。 |
[PAT] (パーソナルアクセストークン) |
[...]をクリックし、パーソナルアクセストークンを二重引用符で囲んで入力します。PATは、Talend Cloudの[Profile preferences] (プロファイル設定)ページから取得できます。詳細は、パーソナルアクセストークンを生成をご覧ください。 このフィールドは、[Authentication type] (認証タイプ)ドロップダウンリストから[PAT] (パーソナルアクセストークン)を選択した場合のみ利用できます。 |
[Dynamic preparation selection] (ダイナミックプレパレーションの選択) |
このチェックボックスをオンにすると、コンテキスト変数または手動で入力した値を使ってプレパレーションパスとバージョンを定義できます。プレパレーションはランタイムに動的に選択されます。 |
[Preparation path] (プレパレーションパス) |
コンテキスト変数を使ってプレパレーションパスを定義します。パスは先頭に/があるなしにかかわらず、サポートされます。 このフィールドは、[Dynamic preparation selection] (ダイナミックプレパレーションの選択)チェックボックスを選択した場合のみ利用できます。 |
[Preparation version] (プレパレーションバージョン) |
コンテキスト変数で、使うプレパレーションのバージョンを定義します。プレパレーションバージョンは番号で参照されます。その結果、たとえばプレパレーションのバージョン#2を実行するには、予想値は"2"となります。現在のバージョンのプレパレーションを使う場合、予想値は "Current state"となります。 このフィールドは、[Dynamic preparation selection] (ダイナミックプレパレーションの選択)チェックボックスを選択した場合のみ利用できます。 |
[Preparation identifier] (プレパレーション識別子) |
[...]ボタンを使い、リストからプレパレーションを選択します。 |
[Preparation version] (プレパレーションバージョン) |
[...]ボタンを使い、リストからバージョンを選択します。 プレパレーションのバージョンは、古いものから昇順に番号で参照されます。バージョンを選択すると、対応するプレパレーションIDが[Preparation version] (プレパレーションバージョン)フィールドに表示されます。現在のバージョンを選択すると、フィールドにHEADと表示されます。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
ジョブで接続している先行コンポーネントからスキーマを取得するためには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。 |
[Guess Schema] (推測スキーマ) |
このボタンをクリックすると、[Preparation identifier] (プレパレーション識別子)フィールドで定義したプレパレーションからスキーマを取得できます。 |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスを選択すると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
[Use Dictionary] (ディクショナリーを使用) |
カラムのセマンティックタイプ、またはセマンティックタイプを使うファンクションを変更するステップがプレパレーションに含まれている場合は、このチェックボックスを選択します。選択されている時は、次のパラメーターを編集する必要があります:
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使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、中間ステップです。入力フロート出力フローが必要になります。 |
ベスト プラクティス |
ダイナミックモードを使用する場合、ジョブの依存項目として呼び出される潜在的なルックアップデータセットは、プレパレーションのソースデータセットと同じテクノロジーのものであることが必要です。これを回避する好ましいプラクティスとして、たとえば tLibraryLoadコンポーネントを使って事前に依存項目を直接指定し、[On Subjob Ok] (サブジョブがOKの場合)リンクでtDataprepRunを使ってジョブに接続することをお勧めします。 |
制限事項 |
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