Apache Spark BatchのtCassandraConfigurationプロパティ
これらのプロパティは、Spark Batchジョブのフレームワークで実行されているtCassandraConfigurationを設定するために使われます。
Spark BatchのtCassandraConfigurationコンポーネントは、ストレージファミリーとデータベースファミリーに属しています。
このフレームワークのコンポーネントは、すべてのサブスクリプションベースのビッグデータ対応のTalend製品およびTalend Data Fabricで使用できます。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) |
[Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。 [Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。 [Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。 |
[Host] (ホスト) |
ジョブを接続する必要があるCassandraサーバーのURLを入力します。 |
[Port] (ポート) |
接続先Cassandraサーバーのリッスンポート番号を入力します。 |
[Username] (ユーザー名) |
このフィールドにCassandra認証のユーザー名を入力します。 |
Password (パスワード) |
このフィールドにCassandra認証のパスワードを入力します。 パスワードを入力するためには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符で囲んで入力して[OK]をクリックし、設定を保存します。 |
設定 |
このテーブルにCassandraに関連するSparkのプロパティを追加し、実行時にデフォルト値を上書きするために使用する値を指定する必要があります。
以下のリストは、入力できる数値と、その値で示される一貫性レベルを示しています:
このテーブルに記載されているすべてのプロパティとそのデフォルト値の詳細は、https://github.com/datastax/spark-cassandra-connector/blob/master/doc/1_connecting.mdをご覧ください。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは、他のコンポーネントに接続せずに使用されます。 設定がランタイムにジョブ全体で使われるように、tCassandraConfigurationと共に、実行するCassandra関連のサブジョブを同じジョブにドロップする必要があります。 このコンポーネントは、所属するSpark Batchのコンポーネントのパレットと共に、Spark Batchジョブを作成している場合にだけ表示されます。 特に明記していない限り、このドキュメンテーションのシナリオでは、標準ジョブ、つまり従来の Talend Data Integrationジョブだけを扱います。 |
[Spark Connection] (Spark接続) |
[Run] (実行)ビューの[Spark configuration] (Spark設定)タブで、ジョブ全体でのSparkクラスターへの接続を定義します。また、ジョブでは、依存jarファイルを実行することを想定しているため、Sparkがこれらのjarファイルにアクセスできるように、これらのファイルの転送先にするファイルシステム内のディレクトリーを指定する必要があります。
この接続は、ジョブごとに有効になります。 |