tOllamaClient
tOllamaClientの標準プロパティ
これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtOllamaClientを設定するために使われます。
標準のtOllamaClientコンポーネントは、AIファミリーに属しています。
- このコンポーネントは、Talendが提供する8.0.1-R2025-02以降のTalend Studioマンスリーアップデートをインストール済みである場合のみ利用できます。詳細は、管理者にお問い合わせください。
- 現在のところ、このコンポーネントはLlamaモデルの 3.xバージョンのみをサポートしています。
前提条件
このコンポーネントを使用する前に、次の操作が必要です:
- OllamaのREADMEによる説明に従って、Ollama環境を設定します。
- ollama run llama3.xコマンド(3.xは目的のバージョンに置き換えてください)を使って設定したOllama環境に、Llamaバージョン3.xをインストールします。OllamaのREADMEによる説明をご覧ください。
基本設定
[Property type] (プロパティタイプ) | [Built-in] (組み込み)と[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。
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[Schema] (スキーマ)と[Edit Schema] (スキーマを編集) | スキーマとは行の説明で、処理された後に次のコンポーネントに渡されるフィールドの数を定義するものです。スキーマは[Built-in] (組み込み)か、[Repository] (リポジトリー)にリモートで保存されます。
スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
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[Host] (ホスト) |
アクセスしたいOllama APIサーバーのローカルURLアドレスを入力します。デフォルトでは http://localhost:11434/です。 |
[Model] (モデル) | 利用可能ないずれかのLlamaのモデルを選択する場合は、フィールドの横にある[...]ボタンをクリックします。表示されたダイアログボックスで、使われるモジュールタイプを選択します。または、[Use custom value] (カスタム値を使用)チェックボックスをオンにして、[Custom value] (カスタム値)フィールドでモデル名を指定します。 現在のところ、このコンポーネントはLlama 3.xモデルをサポートしています。 |
[Prompt] (プロンプト) | このフィールドに指示を入力します。プロンプト作成のベストプラクティスについては、How to prompt Code Llamaをご覧ください。 例: List the top 10 cities corresponding to the given countries, only include city names in the answer.(特定の国に対応する上位10都市までをリストアップし、回答には都市名のみを含めること。) |
詳細設定
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータを収集するには、このチェックボックスを選択します。 |
グローバル変数
グローバル変数 |
ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。 |
使用方法
使用ルール | このコンポーネントはダイナミックカラムを処理できません。 コンポーネントのパフォーマンスは以下の要因に左右されます:
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