HTML レポート テンプレートに変数と数式を追加する
変数と数式をオブジェクトとして HTML レポート テンプレートに追加します。変数または式を使用して、値または計算を動的に保存し、一元的に変更してレポート全体で再利用できます。
変数
アプリからテンプレートに変数を挿入できます。作成する他のテンプレート オブジェクトと同様に、変数はテンプレート構成にオブジェクトとして追加され、オブジェクト パネルからアクセスできます。変数オブジェクトのインスタンスを変数タグとして追加します。
スクリプト変数とシート表示で定義された変数の両方を追加できます。
次の手順を実行します。
-
HTML デザイナーで、変数を挿入するコードの場所にカーソルを置きます。
-
オブジェクト パネルの
をクリックします。
HTML デザイナー内のオブジェクト パネルの [変数と数式] メニュー
-
[変数を追加] をクリックします。使用可能なアプリ変数のリストが表示されます。
-
既存の変数の右側にある
アイコンをクリックして追加します。
テンプレートに追加する変数を選択します
-
変数タグはテンプレート コード内の現在の場所に挿入されます。変数の設定ページが表示されます。[数式] で、現在の変数値の [プレビュー] を表示できます。
変数がタグとして追加されたテンプレート デザイン領域
-
オブジェクト パネルで、後で識別できるように変数に一意の [名前] を付けます。
-
必要に応じて他のパラメーターを調整します。
-
変数オブジェクトはいつでも再利用できます。オブジェクト パネルで
を開き、
をクリックしてオブジェクトを開きます。[変数タグを追加] をクリックして、変数を再度追加します。
変数の使用が必要となるその他の重要なアクションについては、以下を参照してください。
数式
分析アプリで使用できるものと同じ構文と関数を使用して、数式をオブジェクトとして追加します。作成する他のテンプレート オブジェクトと同様に、数式はテンプレート構成にオブジェクトとして追加され、オブジェクト パネルからアクセスできます。数式オブジェクトのインスタンスを数式タグとして追加します。
次のような数式がよく使用されます。
-
=Count(distinct <your dimension field>): 数式で定義した軸項目の一意の値の数を返します (例: Customer または Product)。
-
=today(): 現在の日付を返します。
-
=year(now): 現在の年を返します。
数式を追加する
-
HTML デザイナーで、テーブルを挿入するコードの場所にカーソルを置きます。
-
オブジェクト パネルの
をクリックします。
HTML デザイナー内のオブジェクト パネルの [変数と数式] メニュー
-
[数式を追加] をクリックします。
-
[名前] と [説明 (オプション)] を追加して新しい数式を構成し、 [数式] を定義します。
テンプレートで使用する数式を定義します
-
[数式] 項目の [プレビュー] 値を確認して数式が正しく構成されていることを確認し、 [作成] をクリックします。
-
数式タグはテンプレート コード内の現在の場所に挿入されます。数式の設定ページが表示されます。[数式] で、現在の変数値の [プレビュー] を表示できます。
数式がタグとして追加されたテンプレート デザイン領域
-
オブジェクト パネルで、後で識別できるように変数に一意の [名前] を付けます。
-
数式オブジェクトはいつでも再利用できます。オブジェクト パネルで
を開き、
をクリックしてオブジェクトを開きます。[数式タグを追加] をクリックして、数式を再度追加します。
数式の使用が必要となるその他の重要なアクションについては、以下を参照してください。
変数または数式の書式設定
HTML コードを使用して、要件を満たすように変数のスタイルと書式を設定します。カスタマイズできる内容には、フォント スタイル、数値書式、レポート内での自然言語での変数の使用などがあります。書式設定はレポート出力に適用されます。