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SSHを使ってTalend Remote Engineへのリモートアクセスを有効化(オプション)

デフォルトでは、Talend Remote EngineにSSHアクセスできるのはlocalhostマシンだけです。他のマシンからのリモートアクセスを有効にするためには、設定ファイルを編集し、安全なアクセス認証情報を構成します。

手順

  1. <RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/org.apache.karaf.shell.cfgファイルを開きます。
    デフォルトでは、sshHostの値はlocalhostに設定されています。
  2. sshPortの値を0.0.0.0に変更し、変更を保存します。

タスクの結果

これで、SSHを使って他のマシンからTalend Remote Engineに接続できるようになります。

自動生成されたデフォルトのSSHパスワードを変更

デフォルトでは、インストール時にデフォルトのRemote EngineユーザーにSSHパスワードが自動的に作成されます。このパスワードは、必要に応じて手動で変更できます。

このタスクについて

インストーラーが強力なSSHパスワードを生成した場合でも、特定の状況(Karafコンソールへの接続やRE-helperによるKarafダンプの抽出など)ではパスワードを変更してください。インストーラーによるパスワード生成の詳細は、Remote Engineを自動でインストールをご覧ください。

インストーラーの代わりにアーカイブを使ってTalend Remote Engineを手動でインストールした場合は、tadminがデフォルトのSSHパスワードとして使用されます。セキュリティ上の理由から、このパスワードは変更が必要です。

手順

  1. テキストエディターで<RemoteEngineInstallationDirectory>/etc/users.propertiesファイルを開きます。
  2. デフォルトユーザーの行を検索します。デフォルトの形式は次のとおりです:
    <default-user> = <password>,<roles-or-groups>          
    例:
    tadmin = tadmin,_g_:admingroup           

    Windowsの場合、このデフォルトユーザーは、Remote Engineがシステムサービスとしてインストールされているマシンのユーザーです。

  3. <password>を、新しい強力なパスワードに置換します。
  4. ファイルを保存します。
    この変更を行った時にエンジンが実行中である場合、パスワードは保存後に自動で暗号化されます。そうでない場合は、エンジン始動時に暗号化が行われます。例:
    tadmin = {CRYPT}6BA00DCABFDDDE0F9A96B4CA68C13DBEE23597E5925656680C501889C4A554604201B37069754392{CRYPT},_g_:admingroup

タスクの結果

デフォルトのパスワードがアップデートされます。このパスワードは、Karafコンソールへの接続やKarafダンプの抽出などのタスクで使用します。

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