Remote Engineの問題に関するコンテキスト情報を収集
Remote Engine特定のスクリプトであるtalend-re-helper.shやtalend-re-helper.batを使えば、発生した問題に関するコンテキスト情報を収集できます。
この情報は後で自分で使用したり、エンジンのトラブルシューティングのためにTalend Supportチームに送信したりできます。
収集される情報は、<RemoteEngineInstallation>フォルダーとそのサブフォルダーの下に保存されているもののみです。作業ファイルの一部を<RemoteEngineInstallation>フォルダーの外に置くようRemote Engineを設定した場合、このファイルは収集されません。
このスクリプトはv2.10.7以降のRemote Engineでのみサポートされています。
手順
タスクの結果
このスクリプトは、Remote engineマシンから収集した以下のフォルダーやファイルが含まれているアーカイブを現在のディレクトリーに生成します。
- フォルダー:
/etc /TalendJobServersFiles/jobexecutions/logs /data/log /data/job /instances
- ファイル:
/karaf.pid /version.txt /system.txt /TalendJobServersFiles.archiveJobs.csv /TalendJobServersFiles.repository.csv /lock.csv /data.m2.csv /data.filebuffer.csv
- このsystem.txtは、Javaとシステムに関するグローバルな情報を保存します。
- CSVファイルは、このアーカイブに追加された全ファイルを、そのメタデータ(Remote Engineマシンでのパス、ファイルの所有者、作成時間など)と共にリスト表示します。
- エンジンコンテナーの状態(環境設定やメモリ情報など)に関するダンプファイルのzipファイル。たとえば、この種類のダンプzipはdump-2021-10-08_09-35-29.zipとなります。
ダンプファイルを収集する必要がある場合は、このスクリプトを実行する時にエンジンが稼働していることが必要です。